『FF』の生みの親が手がけるRPG『FANTASIAN Neo Dimension』12月5日発売へ。キャラクターボイスや新難易度を加えた、新次元の王道RPG

スクウェア・エニックスは『FANTASIAN Neo Dimension』を12月5日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPS4/PS5。また本作は、  Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けにも発売予定となっている。

スクウェア・エニックスは9月25日、『FANTASIAN Neo Dimension』を12月5日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。PC(Steam)については、12月6日発売となる。本日より各プラットフォームにて、予約が順次開始予定だ。

『FANTASIAN Neo Dimension』は、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏が手がける、王道RPGである。本作の舞台では、人の感情と命を奪う死の球体「死械球」が、世界を緩やかに覆い尽くそうとしていた。本作の主人公レオアは、記憶を失った青年だ。彼が目を覚ますと、機械にあふれた見知らぬ場所にいた。なにも思い出せないレオアは、失われた記憶を求めて、次元を巡る。ワープマシンを頼りに、死械に脅かされた人間の世界と謎多き機械の世界、まだ見ぬ次元を旅していく。キャラクターとしては、魔法の力を秘めた少女キーナやビブラ王国の少女シャルルなども登場。レオアが仲間と共に記憶を探す旅が描かれる。


レオアたちの旅は、手作りのジオラマとCGが融合したグラフィックで展開されていく。使用されたジオラマの数は150以上。フィールド上にはさまざまなクエストや隠されたアイテムなども存在。物語の進行とともに世界が広がり、冒険が自由になっていくという。

またバトルでは、プレイヤーがスキルの軌道を操作する。より多くの敵を巻き込む軌道でスキルを放つことで、効率的に敵へ攻撃できる。バトルの要素としては、本作にはギミックを備えた個性的なボスも存在し、パーティーメンバーはバトル中いつでも交代可能。エンカウントを異次元にストックしておき、一度にまとめて敵と戦えるディメンジョンシステムも特徴だろう。


また本作は、Apple Arcade向けにリリースされていた『FANTASIAN』をベースとした作品となっており、新要素が追加されている。具体的にはキャラクターボイスが追加され、全キャラクターがフルボイスで登場。新たにより遊びやすい難易度設定も追加されている。新しい難易度によって遊びやすく、フルボイスによって演出が豪華になった新バージョンとなるわけだ。なお本作はMISTWALKERが開発し、植松伸夫氏が音楽を担当。坂口博信氏と植松伸夫氏のタッグによる作品である点も特徴となっている。

FANTASIAN Neo Dimension』は、PS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに12月5日、PC(Steam)向けに12月6日発売予定だ。

【UPDATE 2024/9/25 8:30】
各プラットフォームでの発売日、および予約情報について追記

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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