『8番出口』Nintendo Switch 2版発表、8月29日発売へ。映画版にちなんだ「新しい異変」追加アプデと共に
PLAYISMは8月7日、任天堂による情報番組「Indie World 2025.8.7」にて『8番出口 Nintendo Switch 2 Edition』を発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月7日、『8番出口 Nintendo Switch 2 Edition』を発表した。なお本情報は、任天堂による情報番組「Indie World 2025.8.7」にて公開されたものだ。
『8番出口』は、個人ゲーム開発者コタケ氏が制作し、2023年11月にリリースされた短編ウォーキングシミュレーターである。本作でプレイヤーは、一見普通の地下空間にいる。しかし、通路の先にはなぜか同じような地下通路が続いており、出口は見当たらない。無限に続く奇妙な地下通路に閉じ込められているわけだ。そこでプレイヤーは、地下通路風の異界を支配するルールに従って、脱出を目指す。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」、そして「8番出口から外に出ること」。異変を探しながら地下通路を進む、異界での体験が繰り広げられる。

本作は日本の地下通路やリミナルスペース、『I’m on Observation Duty』などの影響を受けて制作された。発売前から注目を集め、販売本数は全世界累計で150万本を突破している。記事執筆時点では、Steamのユーザーレビュー8225件中93%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。発売後には、本作の影響を受けた「8番ライク」と呼ばれる作品群も多数登場し、プレイヤーから高い支持を得るだけに留まらず、一つのムーブメントとなってきた。8月29日からは、実写映画版が映画館にて公開予定となっている。


今回はそんな『8番出口』のNintendo Switch 2版が発表となった。2023年11月のPC(Steam)版のリリース後、本作ではPS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/iOS/Android版がリリースされてきた。Nintendo Switch 2版では、Nintendo Switch版よりも解像度とフレームレートが向上。綺麗かつスムーズに動作する画面で、無限に続く地下通路に迷い込めるのだ。また8月29日に公開予定の映画版にあわせて、映画にちなんだ異変も登場するという。映画関連の異変については、Steam/Nintendo Switch版にも登場予定とされている。そのほかのコンソール版およびiOS/Android版にも後日配信されるそうだ。
『8番出口 Nintendo Switch 2 Edition』は、8月29日に発売予定だ。通常版『8番出口』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S/iOS/Android向けに発売中。