「AC北斗」こと格闘ゲーム『北斗の拳』、なんと「EVO Japan 2026」のメイントーナメント種目に。根強い人気誇る“世紀末格ゲー”
アーケード格闘ゲーム『北斗の拳』が、「Evo Japan 2026」のメイントーナメント種目となるようだ。

Evolution Championship Series(EVO)は12月10日、「The 2026 Evo Announcement Show」を実施。その中で、2026年5月1日から5月3日に開催される「EVO Japan 2026」にてアーケード格闘ゲーム『北斗の拳』がメイントーナメント種目として取り上げられることが発表された。
EVOは、世界最大級の格闘ゲーム大会だ。1995年にアメリカ・カリフォルニア州にて開催された「Battle by the Bay」が前身となっている。以後EVO(Evolution Championship Series)と名を改めたり、ラスベガスに開催地を移したりしつつ、『ストリートファイター』や『鉄拳』『THE KING OF FIGHTERS』といった数々の格闘ゲームタイトルの大会として、毎年夏に開催。また近年では「EVO Japan」として春先に日本でも開催されているほか、今年10月にはフランス・ニースにて「EVO France 2025」が開催された。
そして「EVO」および「EVO Japan」は2026年にも開催予定。今回の「The 2026 Evo Announcement Show」では、その2イベントでメイントーナメント種目となるゲームタイトルが発表されたかたちだ。
2026年5月1日から5月3日まで東京ビッグサイトにて開催予定の「EVO Japan」にて、メイントーナメント種目は史上最多の12種目。ラインナップとしては、『ストリートファイター6』『鉄拳8』『GUILTY GEAR -STRIVE-』といったおなじみのタイトルのほか、先日10月8日に早期アクセス配信された『2XKO』なども名を連ねている。そのなかでひときわ異彩を放っているのが、『北斗の拳』だ。
『北斗の拳』は武論尊氏、原哲夫氏による同名タイトルの漫画「北斗の拳」を原作とした格闘ゲームだ。「AC北斗」の愛称でも親しまれており、アークシステムワークスが開発を手がけている。バニシングストライクやグレイヴシュートといったゲームシステムに加え、高難度ながらスタイリッシュなコンボなどが特徴であるほか、極端ともいえるゲームバランスでも知られている作品。そのユニークさによって、今でも根強い人気を誇る作品といえる。

本作は「EVO」および「EVO Japan」にてたびたびサイドトーナメントとして有志によるトーナメントが開催されていた。しかし今回はそんな『北斗の拳』がメイントーナメント種目として選出されたかたち。このラインナップには発表まもなく、SNS上でユーザーからの驚きや喜びの声が相次いで寄せられている格好だ。
なお同様にたびたびサイドトーナメント種目として開催されつつも、今回が初めてのメイントーナメント種目採用となったタイトルには、『ヴァンパイア セイヴァー』も存在。こちらも熱心なファンが多い作品であり、現行最新タイトル以外でも繰り広げられる熱い戦いからは目が離せなくなりそうだ。
ちなみに、“本家EVO”のメイントーナメント種目もあわせて公開されており、こちらも12種目の採用となっている。こちらでは『BlazBlue Centralfiction』や、近日リリース予定の『Invincible VS』がメイントーナメント種目となっている。詳細については公式Xアカウントなどを参照されたい。
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