パーティーダンジョン攻略RPG『Escape The Mad Empire』高評価得る順調な滑り出し。地形利用やパーティー編成の奥深い戦術バトルを楽しめるとして

Paradox Arcは4月22日、『Escape The Mad Empire』の早期アクセス配信をSteam向けに開始。本作はパーティー制のダンジョン探索ローグライクゲームで、さっそく好評が集まっている。

Paradox Arcは4月22日、『Escape The Mad Empire』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそく高い好評率を獲得する、好調な滑り出しを見せている。

『Escape The Mad Empire』はパーティー制のダンジョン探索ローグライクゲームだ。舞台となるのはファンタジー世界の地下に広がる帝国。とある実験の失敗により帝国は崩壊し、地下帝国はゾンビがはびこる死の領域となってしまった。プレイヤーは生き残りを率いて、地下世界からの脱出を目指すことになる。

ゲームプレイは拠点と自動生成されるダンジョンを行き来するかたちで進行する。ランダムで能力値や初期スキルなどが変化するキャラクターたちを拠点にて雇用し、いわゆるタンクやアタッカーなどの役割を考慮しながらパーティーを組んで、ダンジョンに挑んでいく。

ダンジョン内では、原則としてリアルタイムでゲームが進行。ただしいつでもポーズすることができ、ポーズ中にはスキルやアイテムを使用することが可能。スキルは組み合わせや地形などで相乗効果を発揮する場合があり、たとえば油のタルに向かって炎の魔法を使えば、周囲一帯を火の海にすることができる。

そうして敵と戦いつつひとつのフロアをクリアするとお宝が手に入り、いったん拠点に帰還することになる。報酬として手に入る装備品はエピックやレジェンダリーなど各種レアリティが存在しており、それぞれ違う追加効果が付与されている。また集めた資源を使い、拠点の施設をアップグレードするといった要素も存在。そうしてパーティーを強化しながら、ダンジョン全体の攻略を目指すのだ。

そんな本作の早期アクセス配信が4月22日に開始された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で40件中92%が好評とする「好評」ステータスを獲得。まだ配信が始まったばかりということもありレビュー投稿数は少なめだが、高い好評率を得る順調な滑り出しを見せている。

レビュー内容では、バトルの戦略性やトレハン要素などが好評。いわゆるCRPG風のバトルシステムで、トレハンを楽しみながらローグライク的なダンジョン攻略を楽しめる作品として評価する声が寄せられている。開発元のXperimentalZ Gamesは本作のバトルシステムを、『Baldur’s Gate II』や『Pillars of Eternity』、『Dragon Age』といった作品に似たシステムと紹介しているが、実際にそうした作品のファンなどから評価を集めているかたちのようだ。

なおストアページの説明によると、本作の早期アクセス期間は約1年を予定している。現時点で40時間以上遊べるコンテンツが用意されており、今後もコンテンツを追加していく予定だという。コンテンツ量の増大にともない、価格を上昇させる予定もあるそうだ。

『Escape The Mad Empire』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、5月7日まで定価の10%オフとなる税込1800円で購入可能である。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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