『Escape from Tarkov』PvPモードでの「ベストエンディング」到達者とうとう現る。開発者ニキータ氏からの“ご褒美”なるか
PvPモードで初めて「ベストエンディング」に到達したプレイヤーが現れたようだ。

11月15日に正式リリースを迎えた『Escape from Tarkov』にて、PvPモードで初めて「ベストエンディング」に到達したプレイヤーが現れたようだ。公式から「達成すれば生涯の実績になる」とも伝えられていたベストエンディングの、初と見られる到達者に対してはさっそく著名ストリーマーも反応している。
『Escape from Tarkov』は、PvPvE要素をもつハードコア脱出シューターだ。本作の舞台となるのは、政治的混乱から無法地帯となり隔離された架空の都市Tarkov。プレイヤーはソロまたはフレンドと部隊を組んでマッチに参加し、NPCやほかのプレイヤーと戦いつつ貴重な戦利品を獲得して、最終的にマップから脱出することを目指す。死亡した場合、持ち物や装備をロストするハードコアなゲームルールも特徴だ。

2016年のクローズドアルファに始まり、長年にわたってクローズドベータが展開されてきた本作は、11月15日に正式リリースされた。製品版のリリースにあたっては4つのエンディングが実装されている。そして12月2日には海外ストリーマーのTigz氏がそのうちのひとつに到達し、話題となっていた(関連記事)。なおBattlestate Games代表のNikita Buyanov氏によれば、4種類のうちのベストエンディングは「達成すれば生涯の実績になる」ほど困難であるといい、PvPモードにて最初に到達したプレイヤーには特別な贈り物をすると伝えられていた。
そしてその翌日12月3日に、日本人ストリーマーであるtamatthi氏もエンディングに到達。ただし、エンディングの種類は前述したTigz氏と同じで、ベストエンディングではなかった様子だ。ただ同じ日には、PvEモードでベストエンディングに到達したプレイヤーについてNikita氏が発表。続々と本作のクリア報告が上がるなかで、ベストエンディングへの到達条件はまだはっきりとしておらず、誰がPvPモードで最初にベストエンディングに到達するか注目が集まっていた。
そして12月4日、ストリーマーの油墨香车氏がベストエンディングである「FOR HUMANITY」エンディングでクリアしたことをXにて報告。世界初となるPvPモードでの達成者ではないかとして、プレイヤーの間でさっそく話題となっている。油墨香车氏は、『Escape fron Tarkov』を専門としてBilibiliなどで活動をおこなう中国人ストリーマーだ。ベストエンディング達成時の様子はさっそくBilibiliにて動画化されており、多数のNPCと現地調達の装備で戦う新マップ「Terminal」での死闘の様子などが確認できる。
この報告を受けて、同じくベストエンディングを狙っていた人気ストリーマーLVNDMARK氏などもリポストしており、コミュニティは大いに沸き立っている様子。なお本稿執筆時点で、Battlestate Games公式およびNikita氏からの反応はまだ確認できない。公式の集計においても油墨香车氏が本当にベストエンディングの最速到達者となっているのか、また約束通り、Nikita氏からご褒美が贈られることとなるのかは注目される。




