『Escape from Tarkov』最新アプデで便利機能いろいろ実装。ドル自動購入やタスクピン止めなど快適さぐぐっとアップ

Battlestate Gamesは6月23日、『Escape from Tarkov』のパッチ0.16.7.0の配信に向けたサーバーメンテナンスを開始。本アップデートでは自動両替機能など、さまざまなQOL向上調整がおこなわれている。

デベロッパーのBattlestate Gamesは6月23日、『Escape from Tarkov』のパッチ0.16.7.0の配信に向けたサーバーメンテナンスを開始。今回のアップデートではゲーム体験が快適になるさまざまな機能が追加されるようだ。

『Escape from Tarkov』は、PvPvE要素をもつハードコア脱出シューターだ。本作の舞台となるのは、政治的混乱から無法地帯となり隔離された架空の都市Tarkov。プレイヤーはソロまたはフレンドと部隊を組んでマッチに参加し、NPCやほかのプレイヤーと戦いつつ貴重な戦利品を獲得して、最終的にマップから脱出することを目指す。死亡した場合、持ち物や装備をロストするハードコアなゲームルールも特徴だ。現在は有料のクローズドベータとして配信中されている。

6月23日16時より、パッチ0.16.7.0の配信のためのサーバーメンテナンスが開始された。今回のアップデートでは、マップReserveの最適化、オーディオ面の改善、そして多数のバグ修正や機能追加がおこなわれている。

また特に注目したいのは、ゲームプレイのQOL向上を目的としたさまざまな便利機能が実装されているという点だ。まず、アイテム購入時に足りない通貨を自動で両替してくれる機能。これまではドルやユーロを扱うトレーダーからアイテムを購入する場合、一度ルーブルを使ってその通貨を購入したのちに目当てのアイテムを交換するという二度手間が発生していたが、これが解消される。

また、出撃時にタスクアイテムを所持している場合、警告が表示されるようになった。レイド内で入手したタスクアイテムを納品せずにそのままレイドに持ち出してしまいロストするといったミスを減らせそうだ。さらに、タスクをタスクリストの最上部にピン止めする機能が実装された。これまでもタスクの並び変えはできたものの、進行中のタスクを瞬時に確認するのは難しかった。今後は一目でタスクの進行度合いを見ることができるだろう。

これらのアップデート内容の多くは、コミュニティから寄せられた要望に基づく機能追加となっている。先日公開された最新のロードマップに基づき、順調に開発がおこなわれているようだ。詳細はパッチノート(英語)を確認されたい。

なお、本作は2025年内に正式リリースされることが発表済み(関連記事)。引き続きスムーズに開発が進み、計画通りに正式リリースを年内に迎えられることに期待したい。

なお、サーバーメンテナンスは約6時間が予定されており、本日16時の開始から数えると本稿執筆時点ではまもなく配信されるものとみられる。ただし必要に応じて延長される可能性もあるそうだ。

Escape from Tarkov』はPC向けにクローズドベータで配信中。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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