オープンワールドサバイバル『Enshrouded』アプデ後プレイヤーどんどん増え約4万人に。雪の新エリアやペットシステムなど新要素盛りだくさんの“史上最大”アプデ
デベロッパーのKeen Gamesは11月5日、『Enshrouded~霧の王国~』に向けて大型アップデート「氷結域の魂」を配信開始した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作史上最大のアップデートと謳われている同アプデでは、新エリアやペットなど多数の新要素が追加。プレイヤーも多く集まる賑わいを見せている。
『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。最大16人のマルチプレイに対応している。本作の舞台となるのは、謎の霧・シュラウドの発生によって崩壊してしまったファンタジー世界だ。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望である、フレイムボーンとして大陸を冒険する。
本作ではボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築することができる。世界には危険な敵が数多くおり、王国崩壊の原因となったシュラウドもあちこちに存在する。冒険をして素材を集め、生存者を集めて拠点を発展。キャラクターを強化し、さらに冒険を続けていくのだ。
本作は今年の1月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、広く人気を集める作品となっている。8月には開発・販売元より、これまでの売り上げは300万本を突破していることが報告。またSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約5万2000件のレビューが寄せられ、うち85%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
そんな『Enshrouded~霧の王国~』に向けて11月5日、第4弾大型アップデートとなる「氷結域の魂」が配信された。同アプデは本作史上最大のアプデと謳われており、多数の要素が追加・調整。これを受けて本作の同時接続プレイヤー数も大きく伸びており、これまで約6000人程度で安定していたところ、直近のピークで約3万8000人を記録(SteamDB)。早期アクセス配信開始後のピーク以降では最大となる賑わいを見せている。
同アプデ「氷結域の魂」では、まず新エリアとなるアルバネヴ山頂が登場している。アルバネヴ山頂はマップの北に存在する山岳地帯で、雪が降り積もる極寒のエリアだ。気温が極めて低いため、寒さをしのぐために特定の防具やアイテムを活用する必要がある。また同アプデでは天候が変化するシステムも実装されており、高地では降雪のなか冒険することになることも。そんなアルバネヴ山頂には新たな敵やレア素材などが存在し、連続ミッションやボスなども用意されている。
また同アプデでは、ペットや家畜を飼えるシステムも導入。各地の友好的な動物を撫でて手なずけたり、つがいで飼って繁殖させたりといった要素が登場している。さらに村人の挙動が改善され、昼間は村の中を歩き回り、夜はベッドで眠るように。そのほか新装備や家具が追加されているほか、レベルキャップが35まで引き上げられたり、グラフィックのレンダリングが改良されたりと、多くの調整がおこなわれている。変更点は多岐に渡るため、詳細は公式パッチノートを参照してほしい。
『Enshrouded~霧の王国~』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在セールがおこなわれており、11月19日まで20%オフとなる税込2720円で購入可能だ。