人気オープンワールドサバイバル『Enshrouded~霧の王国~』新アプデで「難易度調整」機能実装。のんびりでも鬼畜難易度でも自由に遊べるように


デベロッパーのKeen Gamesは7月29日、『Enshrouded~霧の王国~』に向けて大型アップデート「Back to The Shroud」を配信開始した。同アップデートではサーバーの難易度調整機能が実装されたほか、武器や防具を展示できる新たな家具の追加などさまざまな要素が追加・調整されている。

『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。本作は最大16人のマルチプレイに対応。舞台となるのは、謎の霧・シュラウドの発生によって崩壊してしまったファンタジー世界だ。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望、フレイムボーンとして大陸を冒険する。

本作ではボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築することができる。世界には危険な敵が数多くおり、王国崩壊の原因となったシュラウドもあちこちに存在する。冒険をして素材を集め、生存者を集めて拠点を発展。キャラクターを強化し、さらに冒険を続けていくのだ。本作は早期アクセス配信開始直後には約16万人の同時接続プレイヤー数を記録。直近でも連日ピーク時約7000人を維持している人気作だ(SteamDB)。


今回そんな本作に向けて、第三弾となる大型アップデート「Back to The Shroud」が配信開始された。アプデでは難易度選択機能の追加やインターフェースの改善、そしてQoLの向上などが中心となっている。

まず今回のアップデートにてサーバーの難易度設定機能が追加された。選択可能な「Default」「Relaxed」「Hard」「Survival」の4つのプリセットと、ゲーム設定を自由に変更可能な「Custom」機能が追加されている。「Default」がベースの難易度となっており、より敵の数が少なくなり獲得できるリソースも増加した難易度が「Relaxed」。そして「Hard」の敵はより攻撃的になり、「Survival」にいたっては脅威の増した敵に加え、飢えの実装や死ぬとバックパックの中身をすべて落とすなど、挑戦的なサバイバル体験を求めるプレイヤー向きの難易度となっている。この難易度はシングルプレイとマルチプレイ、および専用サーバーに適用可能。自分のプレイスタイルに合わせて難易度を選択するとよいだろう。


また同アプデでは引き続きクラスバランスについても調整が実施。メイジクラスに調整が入り、序盤の呪文である「アイスボルト」「ファイアボール」のダメージと発射速度が増加。杖の使用感などにも快適性を増すための改善が入っている。クラスバランスの調整についてはコミュニティからのフィードバックを考慮しながら引き続き行われていくとのこと。

そのほか、本アプデでは鎧や武器を展示するための新たな家具も追加。プレイヤーが集めた武器や防具などを拠点内に展示することができるようになった。防具スタンドにはさまざまなポーズが用意されているとのこと。お気に入りのポーズで展示することもできるようだ。さらに新たなキャラクターカスタマイズのオプションとして、肌の色や目の色と眉毛の色に新たなオプションが追加。6つの新たなキャラクタープリセットも追加されている。そして作成メニューのUIにも一部改善が行われている。ここまで紹介したほかにも多くの追加・調整がおこなわれているため、詳細については公式パッチノートを参照してほしい。

『Enshrouded~霧の王国~』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。8月6日までの期間限定で、定価3400円の20%オフとなる2720円でセール中となっている(いずれも税込)。