『エルデンリング』最新アプデの「真鍮の盾」強化にプレイヤーどよめく。ただでさえ強いのになぜか強化、もはや“大盾”レベルに
フロム・ソフトウェアは9月11日、『エルデンリング』に向けて最新アップデート1.14を配信した。同アップデートでは各種バランス調整がおこなわれており、その中でも「小盾」、「中盾」の武器種における上方修正が話題となっている。とくに「真鍮の盾」は、アップデート前から高い性能を誇るとされていたところにさらなる上方修正を受け、一部ユーザーからは「大盾レベル」まで性能が向上したとされている。
『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけるアクションRPGだ。DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」では新たな舞台となる「影の地」にて、神人ミケラにまつわる物語が描かれる。
今回配信されたアップデート1.14では、DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」の最終ボスの各種挙動、威力の調整を中心として、さまざまな調整が加えられた(関連記事)。アップデート配信後、特に注目を集めているのが「小盾」、「中盾」の武器種における上方修正である。パッチノートでは同カテゴリ一部武器の物理のガード時カット率、そして盾受け時のスタミナ消費量を軽減するガード強度が上昇したとの記載が存在する。
この調整にあたって、とくに注目を集めているのが中盾カテゴリに属する「真鍮の盾」である。この盾はアップデート1.14前から人気の高い中盾のひとつであった。性能としては物理のガード時カット率が100%。雷属性のカット率がやや低いものの、その他の性能は高水準でまとまっている。そして装備にあたり要求される筋力値も16と控えめであり扱いやすく、リムグレイブの各地に存在する敵からドロップする入手のしやすさなども魅力となっていた。多くのプレイヤーが本作の攻略のお供に使用していた中盾だろう。
そんな「真鍮の盾」も今回のアップデートでガード強度の上昇を受けた盾のひとつとなっている。これにより、未強化でのガード強度は61にまで上昇。最大強化することでガード強度はなんと75に到達し、大盾に匹敵するほどの数値となっている。SNS上でも、「アップデート前から強いのに、より強くなっている」として大きな話題を集めている。
また上述した真鍮の盾以外にも、中盾カテゴリに属する武器は多くがアップデートによる強化を受けている。軒並み+6程度のガード強度の上昇を受けているようで、より強力に、使いやすくなっているとみられる。またDLCエリアで入手可能な「狼紋章の盾」「蛇紋章の盾」といった人気の中盾のガード強度も上昇。大盾カテゴリには今回こういった上方修正は入らなかったため、それも相まって多くの中盾が大盾レベルの性能にまで上昇しているかたちだ。
なお大盾カテゴリはその特徴として、ガード強度の高さのほかに相手の攻撃を弾く性能を持っている。多くの中盾のガード強度が大盾レベルに上昇したとはいえ、一部の敵に対しては依然使い分ける余地があるのには留意されたい。
ちなみにアップデートではこのほか、DLCの最終ボスに調整が実施されている。戦闘開始直後の行動パターンが変更されたほか、一部の攻撃の威力が下方修正。攻撃のスタミナに対する威力や、武器を使わない攻撃の攻撃範囲の大きさも下方修正されるなど、同ボスの攻撃が“マイルド化”されている。苦戦していたプレイヤーは公式パッチノートを確認しつつ、より強くなった中盾で最終ボスの攻略に改めて臨んでみるのもよいかもしれない。
『エルデンリング』およびDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」はPC(Steam)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。ゲーム本編とDLCを同梱する「SHADOW OF THE ERDTREE EDITION」も販売されている。