『エルデンリング』DLCの新武器「古隕鉄の大剣」、攻略に役立ち“パイルバンカーっぽい”として人気高まる。当てやすくて高火力、一部ボスや強敵に刺さる

 

エルデンリング』DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」にて登場した新武器「古隕鉄の大剣」に注目が集まっている。固有戦技の強力さから、手軽に一部ボスや強敵を倒せる点が評価されているようだ。なお本稿にはDLC内のボス戦の動画や、古隕鉄の大剣の性能や入手場所などが含まれるため、留意されたい。

『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけるアクションRPGだ。DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」では新たな舞台となる「影の地」にて、神人ミケラにまつわる物語が描かれる。同DLCではやり込んだプレイヤーにも新たな挑戦を届けるためか、敵攻撃力などの調整などに本編と独立した厳しさが見られる。一方で影の地限定の新たな強化システムとして「影樹の加護」および「霊灰の加護」が用意。また影の地で入手できる強力な新装備品や魔術など、さまざまな要素を駆使して攻略を進めることになるだろう。


そんな本作にて新武器「古隕鉄の大剣」がさっそく話題となっている。古隕鉄の大剣は、古隕鉄の鍛冶遺跡の奥にある祭壇にて入手可能。特大剣カテゴリーの武器で、必要能力値は筋力35/技量10/神秘19となっている。要求される能力値のハードルは高いものの、そのぶん強力な固有戦技「白光の突撃」を備えている点に注目が集まっているようだ。

白光の突撃は、武器から白い光を発して敵に突進。武器を突き刺して、2段目で爆発を起こす戦技だ。高速で敵に詰め寄りつつ大ダメージを与えられる。また爆発を含めると敵の強靭をごっそり削る性能をもつとみられる。そうした性能から侵入NPCや人型の強敵、さらにはボスにも効果的であるとして脚光を浴びている。


白光の突撃の爆発はたとえば「孤牢の騎士」や各所の強力な人型NPCを吹き飛ばしダウンさせることが可能。起き上がりに再度白光の突撃を重ねることで容易かつ安全に撃破できるだろう。ちなみに本編のボスである「ミケラの刃、マレニア」でさえも、連続で当てれば吹き飛ばしてダウンさせることが可能。高速で突撃することや爆発部分がある程度広い攻撃範囲をもつことなどから、動きまわる敵に比較的当てやすい点も評価に繋がっている様子。大技ながらも使い勝手が良いことから、攻略や対人戦のお供としてさっそく親しまれているようだ。ちなみに肉薄して突き刺し、大火力を炸裂させ押し切る攻撃スタイルからか、『アーマード・コア』シリーズ含むロボット作品でお馴染みの「パイルバンカー」になぞらえるユーザーも一部みられる。


なお古隕鉄の大剣を入手できる古隕鉄の鍛冶遺跡を含め、鍛冶遺跡にはボスがいない。小規模なダンジョンの攻略のみで入手できるのも嬉しい点といえる。ボス戦攻略などが手詰まりとなった際には試してみるのもいいかもしれない。

なお先述のとおり古隕鉄の大剣の必要能力値の要求は高いため、装備品やタリスマンで補うか、「産まれ直し」でステータスを振り直すのもいいかもしれない。影の地にも「雫の幼生」は点在しており、フィールド上で夜になると青く光る場所にて入手可能。産まれ直しに用いるのもいいだろう。

エルデンリング』およびDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」はPC(Steam)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。ゲーム本編とDLCを同梱する「SHADOW OF THE ERDTREE EDITION」も販売されている。