『Escape from Tarkov』大型アプデ0.16、12月27日配信へ。“ワイプで消えない報酬”を貰えるやり込み機能「プレステージ」や、隠し脱出地点実装など新要素てんこ盛り

Battlestate Gamesは12月26日、『Escape from Tarkov』にて明日実装予定のPatch 0.16.0.0のパッチノートを公開した。新要素の詳細がさまざま明かされている。

デベロッパーのBattlestate Gamesは12月26日、『Escape from Tarkov』(以下、EFT)にて明日実装予定のPatch 0.16.0.0のパッチノートを公開した。新要素の詳細がさまざま明かされている。

まず今回のアップデートでは大きな変更として、既存のマップ「Customs」がリワーク予定。古いテクスチャやマテリアルが刷新されたほか、建造物にも変更がほどこされているそうだ。また工業地帯の3つの建物が新たに開放されているという。このほか爆発するプロパンボンベといった新たなオブジェクトも実装される。

そしてPatch 0.16.0.0では、新たなシステム「Prestige」も実装。キャラクターの進行状況をリセットしつつ、Prestigeレベルを上げて特別な報酬を獲得できる仕組みになるそうだ。まずはPvPモードに実装され、次回アップデートでは得られる報酬の一部がPvEモードや『EFT: Arena』にも実装される見込み。Prestigeにてキャラをリセットする条件としては、キャラがレベル55、および特定のスキルレベルに到達しており、特定のタスクの達成やハイドアウトの特定の設備の建設・アップグレード、および特定のアイテムや指定額のお金が必要になるそうだ。

今回のアップデートではPrestigeレベルが2段階用意。今後のアップデートでさらに8段階のレベルが用意される予定だ。Prestigeレベルはワイプでリセットされることはなく、恒久的にプレイヤーに反映されるという。報酬としては腕章、ドックタグや隠れ家のスタイル、新たなジェスチャーといった装飾アイテムが主体。また特殊な近接武器やデイリータスク/ウィークリータスクが追加される。さらに各ワイプの直後にカリスマのスキルレベルが1上がる効果も得られるそうだ。将来的にはPrestigeレベル上昇の恩恵として、スタッシュの拡張なども追加されるという。

このほか新武器も複数実装。銃器としてはロケットランチャーであるRShG-2や、Sako TRG M10、Aklys Defense Velociraptor、Saiga-12K、FN SCAR-H X-17が新たに追加される。

また新たな仕組みとして「Continuous healing」が実装。一度の回復アイテムの使用で、ダメージを受けたすべての部位を順次治療していき、可能であれば負傷も治療する仕組みだという。Continuous healingを設定できる新たなキーバインドも用意されているそうだ。


さらなる新システムとして隠し脱出地点(Hidden exfils)も登場。特殊なレイド内限定アイテムを発見したときのみ利用可能な脱出地点として判明するそうだ。ただし特殊なアイテムを所持していなくても脱出は可能とのこと。隠し脱出地点はCustoms/Shoreline/Reserve/Lighthouse/Ground Zero/Factory/Streets of Tarkov/Woodsの8マップに用意されているそうだ。

ほか、BTR(装甲車)の運転手の新タスクラインや、ハイドアウトのカスタマイズ機能、フレンドのハイドアウトの訪問機能なども実装。修正や調整もさまざまおこなわれているため、詳しくは公式パッチノート(英語)を確認されたい。なお本パッチ適用にあわせて、PvPモードのプレイヤーのデータがリセットされる「ワイプ」が実施される見込みだ。

Escape from Tarkov』のPatch 0.16.0.0ではアップデートの所要時間として約8時間が見込まれており、実装は日本時間12月27日0時ごろとなる予定だ。ただし必要に応じて延長される可能性もあるとのこと。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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