『地球防衛軍6』Steam版、アプデで「Epic Gamesアカウントなし」でもオンラインで遊べるように。批判の集まった仕様がついに変更


ディースリー・パブリッシャー(D3PUBLISHER)は10月3日、『地球防衛軍6』Steam版にてアップデートを実施した。同アップデートにより、Epic Gamesアカウントへサインインしていなくとも、オンラインミッションがプレイ可能となっている。

『地球防衛軍6』は、2022年8月にPS4/PS5向けとして発売された、『地球防衛軍』シリーズの最新作だ。本作の舞台では2024年に、人類が長く続いた未知の侵略者との戦いに勝利。人口は一割まで減少したものの、プライマーが去ったことで地球に静寂が戻っていた。その後人類は、残存する脅威と戦いながら懸命に復興を目指していた。しかし2027年、地球に再び宇宙船が現れる。希望なき新世界で、再び地球の運命に抗う戦いが繰り広げられる。

 


ゲームプレイでは、プレイヤーは全地球防衛機構軍、通称EDFの一兵士となって無数の巨大な敵と戦う、アクションシューティングゲームが展開される。要素としては、バランスの良いレンジャーやフライトユニットを装備したウイングダイバーなど、特徴の異なる4つの兵科が存在。シリーズ史上最大のボリュームを謳っており、過去最高のミッションと武器/兵器が収録されている。最大4人でのオンライン協力プレイに対応している点も特徴だろう。


そんな本作のSteam版は、Epic Gamesストア版と共に2024年7月に配信開始された。ディースリー・パブリッシャーの発表によれば、PC版を含めて本作は全世界販売本数55万本を突破。アコレードトレーラーによると、海外メディアからも高い評価を受けているのだという。

一方、本作のSteamユーザーレビューは、4766件中66%の好評を得てステータス「賛否両論」となっている。Steam版では、本作にEpic Online Servicesが採用されていた関係から、初回のオンラインミッションのプレイ時にEpic Gamesアカウントへのログインが必要となっている。そうした仕様が当初Steamストアページに記載されていなかったことのほか、そもそもEpic Gamesアカウントへのログインが必要なことから、発売後に不評が殺到。Steamのユーザーレビューについてはオンライン周りの仕様もあり、評価を落とす形となっていたのだ。


ディースリー・パブリッシャーは7月25日に、そうしたプレイヤーの反応を受けて謝罪。7月26日には「Epic Gamesアカウントへのサインインを必須」する仕様について検討し、変更の計画をおこなっていると告知していた。そして今回のアップデートでは、批判が集まっていた仕様が変更。Epic Gamesアカウントへのサインインをおこなわなくとも、オンラインミッションがプレイ可能となった。

本作では、オンライン周りの仕様が批判されている中でも、ゲームプレイ面には好評が集まっていた。今後のアップデートも含めて、評価ステータスがどのように持ち直していくのかも注目されるだろう。


地球防衛軍6』は、PS4/PS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中だ。