レトロ風サイコホラー『Eclipsium』9月19日リリースへ。巨大な女性に見つめられながら異界をひたすら彷徨う、陰鬱ウォーキングシミュレーター

パブリッシャーのCRITICAL REFLEXは8月29日、Housefireが手がける『Eclipsium』を9月19日にリリースすることを発表した。

パブリッシャーのCRITICAL REFLEXは8月29日、Housefireが手がける『Eclipsium』を9月19日にリリースすることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Eclipsium』は、一人称視点のラヴクラフト風・サイコロジカルホラーゲームだ。本作でプレイヤーは、奇妙な世界「Eclipsium」に迷い込んでしまう。そこは、薄暗さに包まれた陰鬱な世界。プレイヤーはわずかな光を追って、不気味な塔や廃れた教会、生い茂った森といった環境をさまようことになる。

本作では、そうした場所を歩き回って探索することがゲームプレイの基本となる。インタラクト可能なオブジェクトに近づくと、左クリックでアクションを実行することが可能。プレイヤーは道中で待ち受ける仕掛けを解きながら、未知の世界を進んでいくようだ。また探索を進めていると、プレイヤーの前には正体不明の女性が出現。彼女はある時は巨人のように、またある時は亡霊のように姿を変えながら出没する。そして言葉を発することもなく、ただこちらをじっと見つめてくるのだ。彼女の存在は、不気味さに包まれたこの世界における唯一の希望になるという。

本作は、レトロな雰囲気のグラフィックによるホラー表現が特徴だ。世界は色鮮やかでありながら仄暗く、どこか異様な雰囲気を漂わせている。さらに、周囲の景観はプレイヤーが進むたびにその色彩や形を変化させる。ゲームプレイには、常に先の見えない不安がつきまとうのだ。そんな独特のアートスタイルが、本作のホラー体験を一層引き立たせている。

そんな本作は、2024年2月6日にデモ版を配信開始。本稿執筆時点でのデモ版のSteamユーザーレビューでは、約250件のうち97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作特有のレトロ風グラフィックと、それによって際立つ不気味な雰囲気が高く評価されている。

筆者もデモ版をプレイしてみたが、本作のグラフィックには目が釘付けになった。デモ版ではジャンプスケアのようなホラー演出に驚かされたり、また敵に襲われたりすることはなく、景色が目まぐるしく変化する不思議な空間を進んでいくシンプルなゲームとなっている。目の前に巨大な女性が現れてこちらを凝視してきた際には、その瞳から目を離せないほどに緊張感が高まった。ボリュームは小さいながら、本作の独特なアートスタイルや異様な雰囲気を十分に味わうことができるので、興味のある方は一度デモ版を遊んでみてほしい。

本作の開発元であるHousefireは、スウェーデンに拠点を置くインディーゲームスタジオ。同スタジオは学生時代からの友人6名で構成されており、本作はメンバーの在学中から開発が続けられてきた作品だという。同スタジオにとっての記念すべき第1作目がついにリリースされる運びとなった。

『Eclipsium』はPC(Steam)向けに9月19日リリース予定。無料デモ版は現在Steamおよびitch.ioにて配信中だ。

Niki Jinnouchi
Niki Jinnouchi

RPGやシミュレーションゲームをよく遊びます。一人でまったりプレイするのが好きです。

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