イルカアクション『エコー・ザ・ドルフィン』完全新作&リマスター版、開発決定。当時の開発者が集結、約30年越しでリブートへ

『エコー・ザ・ドルフィン』シリーズのリマスター版が、オリジナル版の開発陣によって制作されることが明らかとなった。さらにリマスター版の後、完全新作も開発予定だという。

『エコー・ザ・ドルフィン』シリーズのリマスター版が、オリジナル版の開発陣によって制作されることが明らかとなった。さらにリマスター版の後、完全新作も開発予定だという。

『エコー・ザ・ドルフィン』シリーズは、Novotrade Internationalが手がけセガにより発売されたアクションアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは主人公となるイルカのエコーを操作し、大海原で冒険を繰り広げる。海中をハイスピードで泳いだり超音波を駆使したりできるほか、息継ぎが必要となるなどイルカならではのゲームプレイが特徴。海洋だけでなく宇宙まで舞台とするシュールな展開も持ち味だ。ほか、両作ともにグラフィックは緻密なドット絵で表現されており、当時高い評価を受けた。

*画像は「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online公式サイト」のもの


シリーズ第1作は、メガドライブ向けに国内では1993年に発売。第2作はメガドライブ向けに1994年に展開された。その後それぞれ移植もおこなわれており、第1作は「Nintendo Switch Online + 追加パック」加入者向けの「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」でも配信されている。

そんな本シリーズの生みの親であるEd Annunziata氏に向けてインタビューが実施(Xbox Wire)。このなかで同氏は、オリジナルチーム全員と本シリーズのリマスター版を制作することを発表。またリマスター版の後、現代的なゲームプレイと最新グラフィックで構築された第3作を開発する予定であると明かした。あわせてティザーサイトも公開されたものの、カウントダウンタイマーのみが設置されている。本稿執筆時点で約8512時間後、つまり2026年4月26日0時に新情報が披露されるようだ。

発売から30年以上を経てリブートされる『エコー・ザ・ドルフィン』シリーズ。まずはリマスター版が開発されるようで、続報も注目されるところだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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