本格レトロ2DSTG『アーシオン』7月31日発売へ。メガドライブ実機でも動く、新作16bitゲーム

『アーシオン』は、メガドライブ実機上でのプレイを想定して開発された、本格的なレトロ2DSTGである。

SUPERDELUXE GAMESは6月13日、『Earthion(アーシオン)』を7月31日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)。発表にあわせて、新しい動画が公開されている。

『アーシオン』は、メガドライブ実機上でのプレイを想定して開発された、本格的なレトロ2DSTGである。本作の地球では、資源の枯渇と環境の悪化により、半数以上の人類が火星へ移住していた。そんな中、突如侵略者が出現。地球は攻撃を受け、残された人類は応戦を余儀なくされる。メインキャラクターの小鳥遊アズサは、地球の環境調査員だ。プレイヤーは小鳥遊アズサの視点から最新鋭の宇宙戦闘機「YK-IIA」を操作。人類史上最大の徹底抗戦を繰り広げていく。

侵略者との戦いは、2DSTGとして表現される。敵の攻撃を避けながら弾を撃ち込み、ステージ上に登場する敵やボスなどを撃破する。資源を奪って自機を強化しながら、8ステージの攻略を目指すのだ。戦いの中ではさまざまな種類の武器が登場。8つのステージにはアクション要素も多数搭載されており、豪華な演出も用いられている。またメインストーリーの攻略以外に、戦闘力が試せるチャレンジモードも用意されているそうだ。

本作は、古代祐三氏の率いるエインシャントが手がけている。同氏は、『世界樹の迷宮』シリーズや『アクトレイザー』など多数の作品の楽曲を手がけてきた作曲家。エインシャントは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』マスターシステム版や『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』など、古くからゲーム開発に携わってきた。

本作『アーシオン』は、メガドライブ実機でも動作する新作STGとなっている。本作の音楽やプロデューサーを担当する古代祐三氏のX(旧Twitter)アカウントでは、メガドライブ向けに開発している旨が公開。メガドライブ実機上で動作する様子も、動画で伝えられてきた。本作は16bitハードウェアの時代からゲーム制作に携わってきた古代祐三氏とエインシャントの手がける、本格的なレトロ2DSTGとなるわけだ。

アーシオン』はPS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、7月31日発売予定だ。またSUPERDELUXE GAMESからは、Nintendo Switch/PS5向けにパッケージ版が10月30日発売予定。通常版は税込4980円。デラックスエディションは税込7980円で、アートカードやオリジナルサウンドトラックなどが付属する。さらにメガドライブおよび互換機向けには、2026年春にパッケージ版がリリース予定であるそうだ。

【UPDATE 2025/6/13 22:52】
パッケージ版について追記

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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