“PS5 DualSense風” のXbox/PC向けコントローラーを、海外ゲーム周辺機器メーカーが披露。特徴的な十字キーまで搭載
ゲーム周辺機器メーカーのHyperkinは1月6日、アメリカで1月8日から開催されるテクノロジー見本市CES 2025に新製品を出展すると発表。そのひとつとして、Xbox/PC向け有線コントローラー「The Competitor」を披露した。
同社は、かねてより「The Competitor」と呼ばれるコントローラーをラインナップしており、今回披露されたのはその最新モデル。デザインが一新され、PS5のDualSenseワイヤレスコントローラー風といえる見た目になっているようだ。海外メディアIGNが報じている。
「The Competitor」は、XboxおよびPCに対応する有線コントローラーだ。上の映像では、マイクロソフトの「Designed for Xbox」プログラムのロゴが確認でき、Xbox Series X|Sなどとの互換性が確認された公認製品となる模様。Xboxボタンが搭載され、その下にはPlayStation向けコントローラーのようにアナログスティックが左右対称に配置されている。これが従来モデルからの特徴だ。Xboxの Competitor(競合相手)のコントローラーをモチーフにするというコンセプトなのだろう。
本製品はホワイトとブラックの2色展開となるようで、特にホワイトモデルに関しては、PS5のDualSenseワイヤレスコントローラーを彷彿とさせるデザインが採用。特徴的なセパレート型の十字キーも搭載され、意図的にデザインされたものと思われる。トリガーおよびバンパーボタンも、DualSense風の形状に見える。なお、前モデルはDUALSHOCKを意識していたようであったが、全体的な形状やボタンを含め、ここまでデザインが寄せられてはいなかった。
機能としては、Xboxコントローラーの標準的なものに対応しつつ、コントローラー背面には任意の操作を割り当てられるボタンが2つ追加。ボイスチャットをミュートできる専用ボタンも用意されるようだ。なおアナログスティックやトリガーには、いわゆるドリフトの問題が発生しにくいとされるホールセンサー式のパーツが採用されているとのこと。
開発元のHyperkinは、クラシックハード向けを含め、各プラットフォーム対応のコントローラー製品を多数展開している。そのなかでXbox/PC向けには、近年は先述した公式ライセンスを取得。初代XboxやXbox 360の標準コントローラーのデザインを復刻し、現行ハード向けに発売したことでも注目された。
「The Competitor」は、1月8日から開催されるCES 2025に出展予定。製品のさらなる詳細や価格、発売時期などは、そこで明らかにされるだろう。