“圧倒的に好評”ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』新アプデでやり込み要素ぐっと拡張。ボスの過去エピソード追加、さらなる高難易度や周回用の既読スキップなど目白押し

バカー(Vaka Game Magazine)は12月19日、『DRAPLINE』のアップデートVer.0.7.0を配信した。

バカー(Vaka Game Magazine)は12月19日、『DRAPLINE』のアップデートを配信した。アップデートVer.0.7.0では、過去エピソードを描くストーリーコンテンツが追加。周回プレイ用の高難易度「DAYS OF TORNADO」もLv.3から9までが追加となっている。

『DRAPLINE』は、なんでも食べちゃうドラゴン娘を育てて災厄に立ち向かう、育成ローグライトゲームである。本作でプレイヤーは、村の近くではらぺこな竜の子供と遭遇。彼女の面倒を見ることとなる。しかし拾ってきた竜の子どもは、なんでも食べて自分の力に変えてしまう、神竜なのであった。プレイヤーは1年後に迫る世界の終わりを阻止するため、神竜であるドラゴン娘を育てていく。食用旺盛なドラゴン娘に食べるモノを与えて滅びに打ち勝つ、1年間の食と戦いの日々が繰り広げられる。

神竜であるドラゴン娘は、食べたものに応じて強く成長していく。たとえば米を食べればHP、魚を食べれば魔法防御、ミスリルを食べれば物理防御が上昇する。プレイヤーは、金額やステータスのバランスも考慮し、毎ターンの食べ物を選んでドラゴン娘を鍛える。また本作では、災厄などとの戦いがコマンド選択式のバトルとして展開される。ドラゴン娘を育てていく中では、150種類以上のスキルが登場。物理/魔法攻撃に加えて、バフ/デバフ、素早さ依存の攻撃効果なども用意されている。ステータスにあわせたスキル選択やシナジー、クールタイムなども考慮して、鍛えたステータスとスキルで滅びに打ち勝っていくのだ。

要素としては、本作ではプレイヤーの育成次第で、ドラゴン娘の外見や性格が変化していく。村の住人や建築物などを食べようとする瞬間も登場。村の住人を食べさせるといなくなり、村のモノを食べると請求書が届く。本作ではダークな要素も含めて、小さな星の守護者を育てる日々が描かれている。

本作は、個人ゲームクリエイターのカナヲ氏が手がけている。過去作としては、『被虐のノエル』『まいまいまいごえん』などをリリースしてきた。本作は、2025年6月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。記事執筆時点では、ユーザーレビュー1193件中96%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。売上はすでに4万本を突破している。ランダムに登場する選択肢によってドラゴン娘を育てていく悩ましさのあるゲームプレイなどから、多くのプレイヤーに評価されてきた。

アップデートVer.0.7.0では、そんな本作に過去の物語を描く追加エピソード「時空の断⽚」が実装となった。アップデート後、周回プレイ中に特定の条件を満たすと、ドラゴン娘の前に立ちはだかるキャラクターたちの過去を描いたショートエピソードが展開。ボスたちがどんな経緯でドラゴン娘の前に現れたのか、過去が掘り下げられるようだ。

新規コンテンツとしては、周回プレイ用の高難易度モード「DAYS OF TORNADO」も拡張。今回はLv.3から9までが登場しており、敵のステータスやスキルの強化、ショップの値段が上がっていくようだ。そのほか今回のアップデートでは新ボスやイベント、それぞれ20種類以上のアイテムとスキル、ドラゴン娘の新しい雰囲気なども追加される。さらに既読イベントのスキップ機能も登場。これまで周回プレイ時には、すばやく進めるためにはシナリオを手動で飛ばす必要があったが、快適に遊びやすくなっているようだ。

『DRAPLINE』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。通常価格は税込1200円。12月19日からはSteamウィンターセールが開始されており、本作は1月6日まで20%オフの960円で購入できる。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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