『ドラゴンズドグマ 2』新アプデで街中などのフレームレート改善実施。さらに倉庫から直で装備したりアイテム売ったりできる便利機能実装で遊びやすく

 

カプコンは6月27日、『ドラゴンズドグマ 2』に向けて最新アップデートを配信開始した。倉庫に便利機能が複数実装されたほか、街中などのフレームレート改善がほどこされている。

『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの最新作だ。PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに、3月にリリースされた。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が描かれる。本作においても味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムやジョブの違いによる多彩なアクションは健在だ。


今回配信されたアップデートでは、大きな調整として倉庫機能の追加および調整がおこなわれている。倉庫のメニューからアイテムを売ったり、装備したりすることが可能だ。またジョブギルドでジョブを変更した際、倉庫内の装備品を装備することができる機能が追加。ジョブ変更後の準備もスムーズになるだろう。

このほか倉庫のアイテムごとに預けられる数の上限が、99個→999個に増加。また倉庫へ預けられる数の上限を超えてアイテムを預けようとした際、上限数までは自動的に預けられるように調整されたそうだ。倉庫の利用がぐっと便利になるアップデートといえそうだ。

そのほか今回のアップデートでは、街中などNPCが多数登場する場面におけるフレームレートの改善が見込まれているとのこと。PS5/Xbox Series X|S版ではグラフィック設定にてグラフィック品質を「高・低」から選べるようになっており、「低」設定ではさらにフレームレート改善が期待できるそうだ。Steam版ではOptions>Graphics内で処理負荷が下がる設定を選択することで同様の効果が見込めるという。

またPS5/Xbox Series X|S版では新たにディスプレイ設定にて120Hzの「オン・オフ」項目が追加。フレームレート120fpsでの動作を実現するオプションではないものの、映像がスムーズに見える場合もあるとのことだ。


ほかにも多岐にわたる調整・不具合修正が実施。たとえばフィールド内で牛車に遭遇しやすくなるように調整がおこなわれたそうだ。調整内容については公式パッチノートを確認されたい。

さまざまな調整・修正が実施された『ドラゴンズドグマ 2』。倉庫機能の追加・調整により、さらに遊びやすくなったといえるだろう。また課題のひとつとなっていたフレームレートについても改善がほどこされたかたち。フレームレートの向上は今後のアップデートでも引き続き対応予定とのことなので、これからのサポートにも注目したい。

ドラゴンズドグマ 2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。