Steam高評価・人形検品一人称視点ホラー『Dollmare』アプデで日本語対応。恐怖の検品作業、いまなら441円+日本語で


インディーゲーム開発者のAlex Grade氏らは11月3日、一人称視点ホラーゲーム『Dollmare』を複数言語に対応するアップデートを実施し、日本語対応を追加した。本作は、PC(Steam)向けに配信中。

『Dollmare』は、不気味な人形工場を舞台とした一人称視点ホラーゲームだ。本作の主人公は、家賃を支払うために工場で人形を検品する仕事に就く。プレイヤーは、流れてくる人形に欠陥がないかチェックするだけの簡単な仕事をこなす。が、工場内は真っ暗で孤独なうえ、流れてくる人形に数々の奇妙な欠陥が見つかっていく。

本作では、不気味な人形の検品の仕事をこなすだけではなく、設備のメンテナンスや、暗い工場の探索が可能となっている。工場内には誰かが残したメモや痕跡が見つかったり、板に打ち付けられた扉を見つけたりと、さまざまな謎に出くわすことになる。少しずつ増えていく謎と恐怖に正気を失わないようにしながら、工場内に隠された秘密を暴いていくのだ。


本作は、Alex Grade氏をはじめとする3名のインディーゲーム開発者たちによって作られた小規模なホラーゲームとなっている。彼らははホラーゲームの開発者でありながら、ほかのホラーゲームは怖くてプレイできないとのこと。それゆえに、突然びっくりさせるジャンプスケアの要素や、モンスターに追われる恐怖演出は排除されている。その代わり、監視されているような、何かが起きるような恐怖や不安、圧迫感の演出にこだわっている。

本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、160件中99%が高評価の「非常に好評」ステータスを獲得。ジャンプスケアをはじめとする心拍数を急激にあげるような恐怖演出に頼っていない点に魅力をもつ。定価が税込490円という低価格帯のゲームにもかかわらず、クオリティが担保されている点も評価ポイント。出てくる人形の種類がランダムとなっているため、プレイするごとに異なった体験ができることや、隠し要素や、分岐システムも存在しており、そういった要素が複数回プレイする動機に至っている。


本作は先月10月24日より配信が開始。配信から間もない10月29日時点でのSteamユーザーレビューでは、好評率100%を獲得するなど好調な滑り出しをみせていた(関連記事)。そしてこのたび、複数言語に対応するアップデートが実施。ドイツ語、スペイン語、韓国語などと並び、日本語も対応となった。ルックや雰囲気だけでなく、テキストでも恐怖を煽る表現をする本作が日本語対応でさらに怖く、楽しみやすくなったかたちだ。

『Dollmare』は、現在リリース記念で定価の10%オフとなる税込441円で販売中。リリース記念セールは11月6日まで。残り短い期間ではあるが、リリースからさっそく高評価となった本作を日本語でお安く楽しめるチャンスとなっている。


『Dollmare』はPC(Steam)向けに配信中。なおリリース記念セールとして、11月6日まで、定価の10%オフとなる税込441円で購入可能だ。