
「Discord」アプデでサーバー人数上限またまた増加、「2500万人」に。前の10倍、世界最大サーバーでも余裕レベル
Discordの参加人数上限が2500万人へと大幅に引き上げられた。

Discord社は、「Discord」に向けて9月のアップデートを配信した。デフォルトの参加人数上限が250万人から2500万人へと大幅に引き上げられている。
Discordは、テキストチャット・音声通話・画面共有などが可能なアプリだ。ユーザーが好みのテーマのサーバーを立て、そこにほかのユーザーが集う仕組みが特徴。PCおよびスマートフォン向けのネイティブアプリのほか、ブラウザ版やコンソール向けの連携機能も用意されている。

Discord社は2025年9月のアップデートを実施、9月3日付けにてパッチノートを公開している。本アップデートでは、まずサーバーのデフォルトユーザー数の上限が2500万人へと増加した。サーバーのユーザー数上限については、今年7月に実施されたアップデートで50万人から250万人へと引き上げられたばかり(関連記事)。今回はそこからさらに増加し、10倍もの人数が参加できるようになった。また大規模サーバーにおける安定性を向上するための改善も施されているという。
なお、Discordサーバーのなかでは画像生成AI「Midjourney」の公式サーバーが世界最多の参加人数を誇るとされているが、同サーバーのユーザー数は本稿執筆時点で約2060万人。デフォルトの人数上限を超えたサーバーではDiscord社への申請によって上限の引き上げを受ける必要があるが、今回の基準ではあらゆるサーバーがデフォルトの上限に収まることになった。
また、モバイルアプリ向けの「ショップ」機能が拡張された。これまでデスクトップ版向けの機能であったネームプレートの購入やギフト機能などが実装されたほか、レイアウトの刷新や読み込み速度の大幅な向上がおこなわれている。なお、特にAndroidではアーキテクチャのアップグレードにより、アプリ全体の動作がスムーズになっているとのこと。
ほかにも、カメラがオンまたはオフになった際に効果音が鳴るようになったり、メッセージのピン留めを解除することができる専用のサーバー権限が追加されたりなど、細かな新機能や修正点はさまざま。詳細についてはパッチノート(英語)を確認されたい。
