マルチ対応・自然開拓スローライフ『Dinkum』無料アプデでめったに会えない「夜の行商人」が登場。ほかSteam実績機能に対応など、追加要素いろいろ
KRAFTONは6月26日、『Dinkum』に向け、アップデートを配信。「夜の行商人」と出会えるナイトマーケットが実装された他、Steam実績機能に対応、アクセサリーなどの追加などもおこなわれている。

KRAFTONは6月26日、James Bendon氏が手がける『Dinkum(ディンカム)』に向けて、無料アップデート「ナイトマーケット」を配信した。アプデでは新たに夜の行商人が追加されたほか、Steam実績機能への対応などがおこなわれている。
『Dinkum』は最大6人マルチプレイ対応の箱庭スローライフゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作の舞台となるのは、オーストラリアがモデルになった無人島。自然豊かな島でプレイヤーは村づくりをおこない、住民を集めながら自由に暮らしていく。

ゲームプレイでは虫を捕ったり釣りをしたりしながら、無人島で暮らしを営んでいくことになる。島には定期的に旅の商人が訪れ、集めたものを売ることで道具を買うことが可能。仲良くなれば島に定住してくれることになり、徐々に島もにぎやかかつ便利になっていく。一方島の各地には好戦的な野生動物が生息しているほか、地下にはいわゆるダンジョンも存在。のんびり暮らしたり冒険したりと、好きなスタイルで無人島ライフを楽しむのだ。
本作は2022年7月よりSteamにて早期アクセス配信が開始され、今年の4月に正式リリースされた作品だ。かわいらしい世界観とサバイバル感あるゲームプレイなどが好評を博し、個人制作の作品ながら累計販売数は100万本を突破。またSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2万1000件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。人気・評価ともに高いタイトルである。

そんな『Dinkum』に向けて6月26日、無料アップデートが配信された。アプデでは新たに「夜の行商人」と出会えるナイトマーケットが実装されている。夜の行商人はその名のとおり、夜だけ出会える商人だ。ゲーム内時間の毎月19日の夜、島の訪問者エリアに現れ、中身はわからないがレアアイテムが手に入ることもある「ミステリーバッグ」などを販売してくれる。またナイトマーケット内にはジュエリー制作台が設置されており、クラフトをおこなうこともできる。
さらにアプデでは、アクセサリーや家具、服などのコスメアイテムも新たに追加されている。またゲームの快適性を上げる調整もおこなわれており、素材が足りていればアイテムをまとめてクラフトできるようになった。そのほかではSteam実績機能についに対応。25個の実績が導入された。追加・変更点の詳細については公式パッチノートを参照してほしい。
本作は正式リリースの際、開発者James Bendon氏より「正式リリース後も開発は続ける予定」と明言されていた。そうしてリリースから二か月後、さっそく新コンテンツが追加されたかたち。今後のさらなる展開も期待できそうだ。
『Dinkum(ディンカム)』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在開催中のSteamサマーセールに参加しており、7月11日まで定価の20%オフとなる税込1840円で購入可能だ。