ケモノ系悪魔“わからせ”ゲーム『でびるコネクショん』発売後すぐさま大人気、売上も凄い。ケモノたちとの「背徳的」トークが熱狂生む

ChaoGamesが10月31日にリリースした『でびるコネクショん』について、さっそく高い評価を博しているようだ。

デベロッパーのChaoGamesは10月31日、『でびるコネクショん』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はリリースから間もなく高い評価を獲得しており、売上も好調なようだ。

『でびるコネクショん』はケモ×悪魔召喚“わからせ”アドベンチャーを標榜する、アドベンチャーゲームだ。本作の舞台は魔法世界マジリシア。主人公は悪魔を召喚し、契約を交わすべく自身の名を教えるものの、肝心の悪魔側は名を名乗ってくれない。仕方なく「でびるん」と名付けた悪魔の真の姿を取り戻すために、魔力集めをおこなうことになる。

でびるんは相手の感情を高ぶらせた際に出るエネルギー「感情オーラ」を魔力に変換し、吸収する能力を持っている。つまり魔力を集めるためには、プレイヤーが召喚魔法で呼び出した相手の感情を高ぶらせる必要がある。感情を高ぶらせるには魔法で脅したり、相手の興味のある内容を伝えたりする。

またでびるんは「邪眼サーチ」なる特殊能力も所持している。これは相手の心の中を覗き見ることができる能力で、感情オーラを集めるために必要な道筋が見えたりすることもある。こうした能力を活かして、でびるんの魔力を集めていくわけだ。

そんな本作のゲームプレイにおける特徴は、数多くのエンディングが存在する点にある。本作ではでびるんとの会話のほか、魔力集めの際にもさまざまな選択肢が登場。プレイヤーの選択次第で到達するエンディングは分岐していく。そのため「セーブ&ロードの魔法」を駆使してエンディング収集をおこないつつ、トゥルーエンドを目指すことにもなるだろう。

そんな本作は10月31日にリリースされ、さっそく好評を博している。11月3日には売上本数1万本の突破が伝えられ、好調なセールスを記録。インディー作品であり、かつジャンルも踏まえると特筆すべき売れ行きだろう。またSteamユーザーレビューでは約250件中98%の好評率で「非常に好評」ステータスを記録。このペースで好評が集まれば、500件中95%以上の好評率である「圧倒的に好評」も獲得できそうだ。

本作は豊富な選択肢がただ用意されているだけでなく、その選択肢に応じたキャラクターの反応も数多く用意されている。でびるんの元気な反応のほかにも、いわゆるケモノ系のキャラクターとのやり取りもバラエティー豊かだ。なかには“背徳的”な選択肢も用意されており、一見の価値があるだろう。こうしたさまざまな反応、そしてそこから分岐していく多くのエンディングを見ようと本作に没頭するプレイヤーが相次いでいるようだ。

『でびるコネクショん』を手がけるChaoGamesのばやちゃお氏は2022年よりフリーランスのクリエイターとして活動している人物。『maimai でらっくす CiRCLE』のアニメーション制作や、ファッションブランド「repipi armario(レピピアルマリオ)」のキャラクターデザインを担当している。さらにゲーム開発においてはSteam向けに和風アクションRPG『古今東西おきつね物語』をリリースしており、もふもふかつかわいらしいキャラクターデザインは同氏の持ち味と言える。レビューではそんな同氏のデザインに首ったけとなっているユーザーも多数見られ、さっそく熱狂的なファンを生み出しているかたちだ。

『でびるコネクショん』はPC(Steam)向けに販売中。11月10日まで定価の40%オフとなる999円で購入可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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