ホラーゲームのバグ探しコメディゲーム『デバッグデッドライン』発表、Steamにて12月配信へ。不気味な日本家屋にてんこ盛りのバグを、勢いよく報告
国内の個人デベロッパーOTL GAMEは11月19日、『デバッグデッドライン(DEBUG DEADLINE)』を発表した。同作はPC(Steam)向けに、12月リリース予定。発表にあわせてストアページが公開されている。
『デバッグデッドライン』は、バグだらけのホラーゲームをデバッグする、ホラーコメディゲームである。本作の舞台は、ドキドキゲームズという日本のゲーム関連会社だ。同社では、リリースが直前に迫ったホラーゲームのデバッグが実施中。アットホームな職場と謳い、デバッガーの求人もおこなわれているようだ。
本作の主人公は、同社にアルバイトで雇われた新人デバッグ要員である。しかし彼が新作ホラーゲームのデバッグを始めると、想像を超える多数のバグが待ち受けていた。バグチェック中のステージには、なぜかほかのゲームのシステムやオブジェクトまで存在。一週間後にタイムリミットが迫る中、主人公は無事にバグを見つけられるのか。キャラクターとしては、無能プロデューサーのタカハシや社員気取りのスギマチなども登場。運命を賭けたデバッグ作業が繰り広げられるという。
主人公は、リリース直前のホラーゲームでデバッグを進めていく。本作で主人公がデバッグを担当するステージには、他のゲームのシステムなどが混ざっており、カオスな状況になっているという。ゲームプレイの詳細については不明ながら、動画内では「バグあり!」など、御札を張って勢いよくバグを報告する様子が映されている。ホラーゲーム内で怪しいオブジェクトやシステムを見つけ出し、バグとして報告することでゲームを進めていくのだろう。直感と観察力、ゲームセンスがバグを解き明かす鍵になるそうだ。
要素としては、本作はマルチエンディングを採用。プレイ時間は全エンディング回収で1時間から2時間程度とされている。
本作は、国内の個人デベロッパーOTL GAMEが手がけている。過去作としては、『ラブラブスクールデイズ』『不審者情報』をリリースしてきた。2023年に発売された『ラブラブスクールデイズ』Steam版では、記事執筆時点で742件中96%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。同作では恋愛シミュレーションゲームの世界を舞台に、コミカルな要素を取り入れつつヒロインに追いかけられるゲームプレイが繰り広げられていた。
OTL GAMEの公式X(旧Twitter)アカウントによれば、本作『デバッグデッドライン』はホラー&コメディーゲームになるとのこと。『ラブラブスクールデイズ』同様、コミカルな要素にも期待できそうだ。
『デバッグデッドライン』は、PC(Steam)向けに2024年12月リリース予定だ。