協力対応・“死に強化”ローグライクFPS『Deadzone: Rogue』連日盛況。己のビルドを組み、危険宇宙船の深部へ
Prophecy Gamesは4月30日、ローグライクFPS『Deadzone: Rogue』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。本作は最大3人での協力プレイが可能なローグライクFPSだ。

Prophecy Gamesは4月30日、ローグライクFPS『Deadzone: Rogue』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそく盛況を博している。
『Deadzone: Rogue』は、最大3人での協力プレイが可能なローグライクFPSだ。舞台となるのは深宇宙を探索する宇宙船「ISS-X」。プレイヤーは船内で突如目覚め、宇宙船内を探索することとなる。船内にはドローンや人型兵器といった機械たちが彷徨っており、プレイヤーに襲いかかる。プレイヤーはソロプレイ、もしくは最大3人の協力プレイで、機械の大群と戦い、装備を略奪し自らの正体と宇宙船の謎に迫る。

本作はローグライク要素のあるFPSとして、アイテムや敵などがランダムに配置される宇宙船内を探索し、装備を入手。装備を強化しつつ、宇宙船を探索することとなる。また、装備以外の強化要素として、宇宙船のフロアを進むごとにアビリティやパークを入手。体力やリロード速度の上昇、シールドの付与や属性攻撃などの強化を経て、自分だけのビルドを作り出し、戦闘を有利に進めることができる。
本作はステージ制のFPSとなっており、それぞれのセクターで分けられた宇宙船を探索。セクターを攻略すると、さらなる宇宙船の深部へ向かうことができるようになる。深部へ向かうたび、敵の数が増え、個体も強力となっていく。敵を倒すことで手に入る素材を消費し、恒久的なアップグレードを得ることで、より強い敵に立ち向かうことができるかたちだ。

『Deadzone: Rogue』は4月30日に早期アクセスとしてリリースされてさっそくプレイヤー数を伸ばしている。Steam同時接続プレイヤー数はピーク時にて約6000人を記録。また、連日5000人前後のプレイヤー数で推移しており、なかなかの盛況ぶりだ(SteamDB)。
Steamユーザーレビューでは、約950件中84%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。レビューでは、武器とスキルによって異なる戦い方ができる点や、シュータージャンルとしてシンプルで遊びやすい点が好評を博している。以上の点に加え、必ずしもシューターが得意でなくとも、ビルドでの工夫により強力な敵とも対峙しやすいため、シュータージャンル初心者でも楽しみやすいところも本作の魅力のひとつとされている。

『Deadzone: Rogue』を手がけたのはアメリカ・ジョージア州アルファレッタに拠点を置くProphecy Gamesだ。同社は元々『SMITE』や『Paladins』を手掛けるHi-Rez Studiosの子会社として2019年に設立、2020年に完全独立した。同社の過去作としては、『TRIBES 3: Rivals』や『Starsiege: Deadzone』が存在。2023年リリースの『Starsiege: Deadzone』は、PvPvE型ゲームとしてリリースされたもののサービスが終了。世界観を共有するかたちで『Deadzone: Rogue』の開発が進められ、このたび早期アクセス配信となった格好だ。
本作の早期アクセス期間は数か月を予定。現状でゲームのコア部分および、ストーリー第2章までが実装されている。正式リリースまでにはストーリーの第3章実装やゲームプレイの改善などを予定しており、プレイヤーのフィードバックを受け入れつつ、開発を進めていく模様。また、正式リリース後には価格の値上げを検討しているようだ。
『Deadzone: Rogue』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。リリース記念セールとして、5月14日まで定価である2735円から20%オフの2188円で販売中だ(いずれも税込)。