傑作ゾンビアクション次世代機版『デッドライジング デラックスリマスター』発表、年内発売へ。ゾンビと狂人だらけのショッピングモールが“装いを新た”に蘇る

 

カプコンは6月27日、『デッドライジング デラックスリマスター』を発表した。あわせてトレイラーも公開されている。対応プラットフォームはまだ明かされていないものの、2024年、次世代のプラットフォームに向けてリリースされるとしている。

本作はゾンビアクションゲーム『デッドライジング』の次世代機版だ。本作の舞台となるのはアメリカのコロラド州ウィラメッテ。ジャーナリストの主人公フランク・ウェストは、わずかばかりの撮影機材を手に、ゾンビであふれるウィラメッテ・モールへと向かう。そしてウィラメッテがゾンビで溢れるようになってしまった事件の真相に迫りつつ、救助のヘリコプターが到着する72時間後までの間生き抜くこととなる。


ゲーム内で72時間が経過する間には、ゾンビをひたすら倒したり、スクープを撮影したりすることなどが可能。生存者を救助することもでき、自由に行動を選べるゲームプレイが特徴。また経験値を得てレベルアップするシステムや、クリア後およびゲームオーバー時にはレベルも引き継げるので、次第にプレイングの幅も広がり、プレイヤーの自由に遊べるようになっていく。

そんな本作オリジナル版は2006年にXbox 360向けにリリース。2016年にはHDリマスターとして、PC(Steam)/PS4/Xbox One向けに登場した。独自のコンセプトやゾンビを狩りまくれるゲームプレイ、特徴的な登場人物などが評価され、オリジナル版は人気を博していた。Steamユーザーレビューにおいても、本稿執筆時点で約4700件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。今回は次世代機向けに、あらたに『デッドライジング デラックスリマスター』としてリリースされるようだ。

2016年に発売されたHDリマスター版『デッドライジング』

『デッドライジング デラックスリマスター』発表トレイラー


まだ詳細については不明なものの、2016年に発売されたHDリマスター版の『デッドライジング』と比較すると、細部の表現などが進化しており、よりリアルなグラフィックとなっていることがうかがえる。「装いも新たに」と謳われているため、次世代機向けに進化したグラフィックでウィラメッテ・モールに向かうことができるようだ。


なお今回の発表にともなって、公式Xアカウントも休眠状態から復活するようだ。続報の発表も今後はXなどから発信されるものと見られ、こちらの動向にも注目したい。

『デッドライジング デラックスリマスター』は2024年、次世代のプラットフォームに向けてリリース予定だ。


ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。