ボディカメラ風Co-op脱出ホラー『Deadly Quiet』正式発表。実在の“呪われた森”を舞台に、プレイヤーの行動に適応する怪物から逃げる
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パブリッシャーのGalactic Crowsは2月11日、協力型ホラーゲーム『Deadly Quiet』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売時期は2025年の第2四半期とされている。
『Deadly Quiet』は、最大4人のプレイヤーで協力プレイ可能な非対称型のホラーゲームだ。プレイヤーが操作するキャラクターたちは、ルーマニアに実在する森、ホイア・バチュへキャンプ旅行に出かける。しかし移動中の事故により車が壊れ、森の中に取り残されることとなってしまう。唯一の救いは森を抜け、近くの街であるクルジュにたどり着くことだが、森を彷徨っていると不気味な怪異と出くわすこととなる。プレイヤーたちは、協力し怪異を乗り越え、森からの脱出を目指すのだ。
トレイラーでは、骨の被り物をした大柄な人型の怪物がプレイヤーたちの前に現れる。Steamストアページの公式説明によれば、この「超自然的捕食者」はプレイヤーの行動や判断に適応して襲いかかってくる模様。
また、音などにも機敏に反応するようで、プレイヤーたちの足音や、ゲーム内ボイスチャットでの声に反応して行動するという。危険な怪物に襲われないため、細心の注意を払った行動が求められるのだろう。また、トレイラーの後半には、怪物に対してショットガンで応戦する姿が映る。森の中をくまなく散策すれば、怪物に対しての対抗手段もあるのかもしれない。
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本作はボディカメラ風の視点で進行。画面に付着する若干の汚れやレンズ越しの光の反射など、実際にカメラで撮影したような視点で進行される、臨場感や緊張感が持ち味となりそうだ。また遠くから聞こえる唸り声や、大きなきしみ、枝を踏んだ音などの森にいることを意識させるサウンドデザインや、ホイア・バチュの森を再現したVFXなど、森の中ならではのサウンドやグラフィックのこだわりもアピールされている。
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本作を手がけるのは、ルーマニアに拠点を置くデベロッパー/パブリッシャーであるGalactic Crows。同社は、80年代スラッシャー映画に影響を受けた『Christmas Mutilator』や、おもちゃに隠された謎を追う『MUZY』などさまざまなスタイルのホラーゲームをリリースしてきた。今回は同社が拠点を置くルーマニアの、「呪われた森」とのいわくもある実在するホイア・バチュをテーマとした作品となっている。新たなボディカメラ風視点のホラーゲームとして、注目されるところだろう。
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『Deadly Quiet』はPC(Steam)にて、2025年第2四半期リリース予定だ。