Behaviour Interactiveは8月3日、『Dead by Daylight』についてのロードマップを公開。2024年内に配信予定のアップデート計画を明らかにした。計画では9月から10月にかけて新機能「フィニッシャー・モリ」が実装予定となっているほか、さまざまなキラーとパークの性能が調整される予定だ。
本作は、1人のキラーと4人のサバイバーに分かれて対戦する非対称型マルチプレイホラーゲームだ。サバイバー側のプレイヤーは、マップ内に点在する発電機をスキルチェックを経て修理し、ゲートを開いて脱出することが目標。一方のキラーとなったプレイヤーは、生存者の痕跡を追い脱出を阻止することを目指す。
今回、本作の年内のアップデートの計画について、ロードマップが公開された。スケジュールは開発の進捗に合わせて変更される可能性もあるとのこと。計画では、9月から10月にかけて、フィニッシャー・モリが実装予定となっている。
フィニッシャー・モリは2022年にパブリックテストビルド(PTB)にてテスト実装されていた要素だ。当時の仕様では、ほかのサバイバーが全員ダウン状態かフックに吊られている、あるいは脱出済みや死亡済みなど自由に行動できない状態だった場合、最後の生存者がダウンすると自動でメメント・モリが実行され、サバイバーは全員即座に処刑されるというものだった。いわゆる“這いずり放置”がキラー側にとって強力な戦術となるため、サバイバーは基本能力としてダウン状態から自力で起き上がれるようになるなど、広範にわたる調整がおこなわれていた。
2022年当時はPTBでのテスト実装にとどまり、結局正式ビルドに実装されることはなかった。そうしたフィニッシャー・モリが今回、正式に実装されることになった様子。8周年記念配信では、同システムについてはプレイヤーからのフィードバックを受け、正式実装にあたって調整をおこなっていると伝えられていた。当時の仕様からは何らかの変更がおこなわれていると思われるが、具体的な調整内容などは現時点では不明となっている。
またロードマップではほかにも、キラーやパークの調整予定などが公開。8月にはドクターやネメシス、9月から10月にかけてはスカルマーチャントやヒルビリーなど複数のキラーの性能が調整され、またディストーションなど複数のパークの性能も調整される予定となっている。こちらも具体的な調整内容は現時点では明かされておらず、続報が注目されるところだ。
『Dead by Daylight』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。PS PlusゲームカタログおよびXbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。