オンラインゾンビサバイバル『DayZ』DLC「Badlands」発表。“本作最大マップサイズ”の荒野で繰り広げられる、新たなサバイバル
Bohemia Interactiveは6月27日、『DayZ』について新DLC「Badlands」を発表。2026年に25ドル以下でのリリースを予定しているという。

デベロッパーのBohemia Interactiveは6月27日、『DayZ』について新たなDLC「Badlands」を発表した。2026年リリース予定となっている。本DLCでは、過去最大サイズのマップが登場するのだという。
『DayZ』はミリタリーシム『Arma 2』の人気Modを前身とする、オープンワールドのゾンビサバイバルゲームだ。本作の舞台となる世界では、ウイルスの拡大により人口の半分がゾンビと化してしまっている。プレイヤーはそんな終末世界にて、数少ない生き残りの一人としてサバイバル生活を送ることとなる。物資を集め、道具をクラフトし、拠点を設け、襲い掛かる感染者や野生の動物を撃退していく。ときにはほかのプレイヤーと協力もしくは衝突しながら、1日でも長い生存を目指していく。

このたび発表された「Badlands」は、『DayZ』の大型拡張パックにあたるダウンロードコンテンツだ。舞台となるのは、砂漠地帯のナスダラ州。ナスダラ州は本編のメインとなる土地であるチェルナルスの西部に位置している。ナスダラ州は267平方キロメートルの広さを誇り、230平方キロメートルあるチェルナルスより大きく、本作における最大サイズのマップとなっている。ナスダラ州の東部は砂が吹き込む厳しい環境となっており、西側は険しい山々がそびえ立っているという。荒れ果てた土地ということもあり、水などの資源の確保には一層気を遣う必要がありそうだ。
またナスダラ州には、その地域固有のアクセサリーやアイテム、銃器などが登場。ナスダラ州にはびこる、“新種”の感染者も登場するとのことで、これまでの地域とは異なるサバイバル体験が繰り広げられるのだろう。
本作については、2024年10月に拡張コンテンツ「Frostline」をリリース。同DLCでは83平方キロメートルの広さを持つ、雪に覆われたサハル群島を冒険することができた。そんな「Frostline」に続き、新たに「Badlands」なる大型拡張パックが発表、リリースされるかたちだ。
なおBohemia Interactiveについては、2026年に25ドル(約3600円)以下でリリースされる予定と明かされている。リリースに際しては、ドル円レートに準じた日本円価格になることが予想される。
『DayZ』はPC(Steam)/海外PS4/Xbox One向けに配信中。Xbox Cloud Gaming向けにも提供されている。DLC「Badlands」は全プラットフォーム向けに2026年リリース予定だ。