『デイヴ・ザ・ダイバー』売上500万本突破。快進撃続ける海洋探索&寿司屋経営ゲーム、今後も新展開は続く

MINTROCKETは1月3日、『デイヴ・ザ・ダイバー』の累計売上本数が500万本を突破したと発表した。海洋探索と、寿司店での経営シミュレーションを組み合わせたゲームだ。

デベロッパーのMINTROCKETは1月3日、海洋探索&寿司屋経営ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』の累計売上本数が500万本を突破したと発表した。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに発売中。

本作は、ブルーホールと呼ばれる海を舞台にした海洋探索と、寿司店での経営シミュレーションを組み合わせた作品だ。プレイヤーはダイバーのデイブとなり、昼間は海に潜って水中を探索。魚を獲ったり、アイテムを入手したり、あるいは凶暴な魚と戦ったりする。そして夜になると寿司店へと移動し、昼の漁で獲得した魚をもとにお店で出すメニューを決め、お客からの注文どおりに寿司を配膳するなど接客と経営をこなす。


『デイヴ・ザ・ダイバー』は、2022年10月にPC版がSteamにて早期アクセス配信が開始され、2023年6月に正式リリース。本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューにて約11万件のうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高く評価された。その後Nintendo SwitchやPS5/PS4向けにも発売され、さらに開発が進められるなかでは、『DREDGE』や『Balatro』『Potion Craft: Alchemist Simulator』といったインディーゲーム、また「ゴジラ」とのコラボも実施され、5月23日から11月23日にかけて配信されていた。

本作は、そうした人気もあって売れ行きも好調だ。Steamでの正式リリースから10日経った時点で100万本を突破し、それから約3か月後のNintendo Switch版リリース直前に200万本を記録。今年1月には300万本に到達し、9月になって400万本を突破したことが報告された。そして今回、さらに100万本を上積みして累計500万本を達成した格好だ。

本作の好調な売れ行きもあってか、ネクソンのサブブランドであった開発元MINTROCKETは今年9月に法人化。ネクソンコリアの100%子会社として、より迅速な意思決定と自律的な企業文化を醸成しながら、引き続き小規模なゲームを開発していくという。なお本作に関しては、今後も開発が続けられる見込みである。

『デイヴ・ザ・ダイバー』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに発売中だ。PS Plusのゲームカタログ向けにも提供されている。また本作は、現在開催中のSteamオータムセールの対象となっており、12月5日までは30%オフの1680円で購入可能となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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