『ダンガンロンパ』15周年企画始動。今年の『ダンガンロンパ』はこれまで以上に活発に動く

スパイク・チュンソフトは7月25日、『ダンガンロンパ』生誕15周年を記念し、今年から2026年にかけて本作の記念施策をさまざま展開していくことを発表した。

スパイク・チュンソフトは7月25日、『ダンガンロンパ』生誕15周年を記念し、今年から2026年にかけて本作の記念施策をさまざま展開していくことを発表した。第1弾として、3つの施策が公開されている。

『ダンガンロンパ』シリーズは、“超高校級”の生徒たちが、発生した事件をめぐり学級裁判を通じて矛盾を撃ち抜き論破する、ハイスピード推理アクションゲームだ。シリーズ1作目は、2010年11月25日にPSP向けに発売された『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』。これまでにナンバリング3作品・外伝1作品・スピンオフ1作品のシリーズ全5作がマルチプラットフォームで展開され、メディアミックスも積極的におこなわれている。グローバルな人気を博しており、全世界シリーズ累計出荷本数は850万本を突破している。

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』


このたびそんな同シリーズの15周年を記念し、さまざまな関連施策が予定されていることが発表。2025年の『ダンガンロンパ』は、これまで以上に活発に動くという。今年から2026年にかけて本作の記念施策をさまざま展開していくことが明かされ、第1弾として3つの施策がお披露目。まず2025年11月には、東京都内でファン参加型の単独大型リアルイベントが開催予定で、後日詳細が発表されるそうだ。

そして本日からは『ダンガンロンパ』公式ポータルサイトがリニューアル。あわせてシリーズ15 周年を記念した特設サイトも公開されている。ちなみに特設サイトは両脇にさまざまなキャラクターがランダム表示される仕様だ。

さらにグッズ・コラボ施策も展開予定。デフォルメ可動フィギュアシリーズ「ねんどろいど」では、日向創およびモノクマ 2.0が登場する。「ねんどろいど 日向創」は、2025年12月発売予定で本日より予約受付が開始されている。「ねんどろいど モノクマ」は、デザインを一新し「モノクマ2.0」として登場。こちらの発売情報は後日案内されるそうだ。

このほか9月12日から12月14日にかけてはアミューズメント施設「ROUND1」にて、コラボレーションイベント「ダンガンロンパシリーズ × ROUND1」が実施される見込み。イラストレーター・しづ氏による「スポーティルック」をコンセプトにした新規描き起こしイラスト使用のグッズが多数先行販売され、イベント購入特典も配布されるという。

発売から15周年を迎える『ダンガンロンパ』シリーズ。国内外で根強い人気を誇るシリーズながら、ゲームにおいては2021年発売の『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』が現状の最新作だ。またナンバリング作品に至っては2017年発売の『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』以来展開されていない。

なおシナリオの小高和剛氏をはじめとするシリーズの主要開発者については独立してトゥーキョーゲームスを設立したものの、独立後もスパイク・チュンソフトとタッグで『超探偵事件簿 レインコード』を手がけていた。将来再びタッグで新作あるいは『ダンガンロンパ』シリーズの関連作品が開発されるかどうかは注目される。

なお今回発表された『ダンガンロンパ』シリーズ15周年施策は第1弾と銘打たれており、今後も新たな施策が計画されているのだろう。新情報が気になる人は公式ポータルサイト15周年記念サイトをチェックするか、公式Xアカウントをフォローしておくといいかもしれない。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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