ど根性タンポポを見守るゲーム「タンポポは耐える」発表。アスファルトに生えたタンポポ、CO2や光エネルギーを集めて力強く育つ

Rikuya Waki氏は7月8日、ど根性タンポポを見守るゲームとして「タンポポは耐える」を発表。本作はアスファルトに生えたタンポポを見守り、成長させるゲームとなるようだ。

Rikuya Waki氏は7月8日、ど根性タンポポを見守るゲームとして「タンポポは耐える」を発表した。同氏のX(旧Twitter)アカウントにて、動画やスクリーンショットが公開されている。

「タンポポは耐える」は、舗装された街路に生えたタンポポを見守るゲーム作品である。本作でプレイヤーは、アスファルトに生えたいわゆるど根性タンポポを見守るようだ。公開された動画内では、2018年8月に2年目を迎えたセイヨウタンポポの様子が映されている。

ゲームプレイの要素としては、本作では二酸化炭素や光、水といったタンポポに必要なモノが玉として表現される。プレイヤーは、それらを集めてタンポポに与えて光合成を促し、「細胞分裂」を実施。動画内では、視認できる水/二酸化酸素の増加、同時に回収できる分子と光の量の増加といった強化項目が、細胞分裂の選択候補として表示されている。細胞分裂時に獲得できる強化効果によって、タンポポを効率よく成長させていくようだ。人や黒猫の行き交う未知のアスファルトに力強く生えたタンポポは、どのような日々を過ごしていくのだろうか。

本作は、Rikuya Waki氏が手がけている。過去作としては、無限オーリーゲームズ名義で『遺品』をリリース。2024年3月にリリースした『3秒ばなな』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビューで41件中97%の好評を獲得している。

本作「タンポポは耐える」は、「ど根性タンポポを見守るゲーム」として、同氏のX(旧Twitter)アカウント上にて7月8日にお披露目された。本作の告知とあわせて、同氏からは『サイコロステーキの亡霊』のSteamストアページも公開されている。本作は同作と並行して、開発が進められているようだ。

「タンポポは耐える」は、開発中だ

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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