職場サボり人狼『Dale & Dawson Stationery Supplies』いきなり人気爆発。働く人、バレないようにサボる人、それをクビにする人の最大22人対戦


デベロッパーのStriped Panda Studiosは8月31日、『Dale & Dawson Stationery Supplies』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は920円。現在リリース記念セールとして、10%オフの828円で販売中だ(価格はいずれも税込み)。本作はリリース後、Steamにて盛況となり高評価を獲得。Twitchでも視聴者数を伸ばし、さらに右肩上がりとなっている。

『Dale & Dawson Stationery Supplies』は、00年代のオフィスを舞台とした人狼風ゲームだ。4~22人(マップによって変動)のマルチプレイに対応している。本作でプレイヤーは、職場を管理する「The Manager」、業務に真面目に取り組む「Specialists」、とにかくバレないようにサボり、いたずらを繰り返す「Slackers」いずれかに所属し、職場でのそれぞれの目的を果たしていくことになる。

真面目な社員であるSpecialistsは、書類の整理など与えられたタスクを着実にこなし、会社の成功を支えていく。一方のサボり魔社員Slackersは、とにかく上司や同僚にバレないように仕事を回避し、『マインスイーパ』を遊んだり、トイレにこもったり、なんとなくゴミ箱を燃やしてみたりする。そして管理者たるThe Managerは、注意深く社員たちを監視しトラブル対処に奔走。サボり魔社員を見つけ出してクビにし、オフィスの生産性を守るのだ。

『Dale & Dawson Stationery Supplies』は8月31日にリリースされ、その直後にはピーク時2000人を超えるSteam同時接続者を集める盛況に。また、Twitchでの本作実況プレイ視聴者はピーク時5万人を超えた(SteamDB)。その勢いは留まることなく、最大同時接続者数は4452人・Twitch最大視聴者数は約7万人と、さらに右肩上がりの様相だ。


本作はユーザー評価も高く、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約500件中97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。本作のユーモラスな設定を背景にした、騙しあいのゲームプレイが楽しいとする声が多く見られるようだ。“配信映え”しつつも、実際にプレイしても楽しい作品として評価されている様子である。

本作を手がけるStriped Panda Studiosは、個人開発者のJakob Forsbacka氏によるスタジオだ。同スタジオからは、2022年にマルチプレイシューター『Ai-(Onic)』がリリースされている。しかしながら、同作は本稿執筆時点で最大同時接続者数5人という苦しい結果となった(SteamDB)。『Dale & Dawson Stationery Supplies』については、公式TikTokといったSNS活用・コンテンツクリエイターへのキー配布などの施策が奏功してか、好調な滑り出しを見せたのだろう。


『Dale & Dawson Stationery Supplies』はPC(Steam)向けに配信中。価格は920円で、現在リリース記念セールとして10%オフの828円で販売中だ(価格はいずれも税込み)。