協力もの投げお片付けアクション『Dad’s Coming』 Steamにてじわじわ好評。時間がないので家具やラジオを投げて片付け
デベロッパーのCold Lahmanは1月22日、『Dad’s Coming』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。つい先日配信が開始された本作は、複数ユーザーにプレイされ、じわじわと好評を博している。
『Dad’s Coming』は、制限時間内に片付けを行う協力型ゲームだ。プレイヤーはやんちゃ盛りな姉弟となって、父親が帰宅する前に、二人で協力して散らかしてしまった部屋の片付けを行う。
ゲームプレイにおいては、ステージ中に散らばったアイテムを所定の位置に戻すことで、片付けをすることができる。全てのアイテムを元の場所に戻すことができれば、ステージクリアだ。プレイヤーは移動やジャンプといった基本的なアクションのほか、アイテムの投擲が可能。投げてアイテムを元の位置に戻せるほか、キャッチボールの要領で投げられたアイテムを受け取ることもできる。自分との間が壁や障害物などで塞がれていても、もう一方のプレイヤーに投げて渡すことで代わりに片付けてもらうなど、テクニックでかなりの時短ができるということだ。
本作ではさまざまなアイテムを片付ける必要があるのだが、その中には割れ物なども存在し、地面や家具などに投げつけてしまうと割れてしまう。その他にもものをぶつけると割れてしまう窓、片付けたアイテムを床へはたき落してしまう猫など、妨害要素も存在する。投げたものや、窓などを破壊しないようにする慎重さや、効率化のためにどれから片付けるかという段取りも意識する必要があるようだ。また、ステージの仕掛けもさまざまあり、ステージの一部が見えなくなってしまう停電、ものを中に入れて輸送できるエレベーター、入ることでワープのような移動ができる扉など、多種多様な仕掛けを突破、および駆使をして、片付けを行う必要がある。
本作は1月22日にリリースされた。Steamユーザーレビューについては、本稿執筆時点で22件と数は少ないものの好評率が100%と高い評価を獲得し「好評」ステータスを獲得。片付けのためにものを投げ合う混沌としたゲームプレイが、マルチ/シングルプレイを問わず楽しいという声が多くみられる。またピクセルアートで描かれるキャラクターなどの、コミカルな雰囲気も好評を博しているかたちだ。
本作を手がけたCold Lahmanは、2020年に設立された、ブラジルを拠点に活動するゲームスタジオだ。同スタジオでリリースされたゲームは、本作『Dad’s Coming』が初となる。同スタジオのこれからに期待がかかるところだ。
『Dad’s Coming』は、対応プラットフォームはPC(Steam)。現在リリース記念セールが開催されており、1月29日までゲーム本体が定価の10%オフとなる税込1440円、ゲーム本体にサウンドトラックが同梱されたバンドルが17%オフの税込1611円で購入が可能だ。