サイバーパンク・オープンワールドARPG『The Next World』発表。大企業に牛耳られた近未来ロサンゼルスで、闇の任務をこなしたりバイクを組んだり


デベロッパーのWinteryear Studiosは8月24日、オープンワールドアクションRPG『The Next World』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Nintendo Switch/Xboxで、2025年リリース予定だ。

『The Next World』は、ディストピアと化した2108年のロサンゼルスを舞台とするサイバーパンクARPGだ。主人公となるのは、巨大企業・The PXL Megacorporationに務めるシステムエンジニアであるDresdenだ。DresdenはTrigonsと呼ばれるユートピアのような都市に住んでいたが、病気の母を救うため全財産を投じ、さらにTrigonsを追放されてしまう。

Dresdenは、世界を牛耳るThe PXL Megacorporationに母の命を握られた状態で、さまざまなミッションに身を投じることになるようだ。また、人類の精神を操るテクノロジー「The Nothing」も物語に絡んでくるという。

本作でプレイヤーは、ミッションをこなし、派閥や人物たちの評価を高めつつ自分を強化。サイバネティックをアップグレードし、アビリティや武器を選び戦いに備える。また、本作ではビークルシステムも実装し、バイクをパーツから作り上げるといった要素も盛り込み予定。また、仲間との交流などを通じて物語のエンディングは枝分かれし、12種類が実装されるとのことだ。


本作を手がけるWinteryear Studiosは、開発者のMatthew R. Walsh氏によるソロデベロッパーだ。同スタジオは、過去にシューティングゲーム『NEW TERRA』をSteam向けにリリース。『The Next World』については、Walsh氏が2015年に母を癌によって喪ったことをきっかけに、物語の執筆から開発を始めたそうだ。本作のストーリーには同氏の個人的な体験も色濃く反映されていくのだろう。

『The Next World』はPC(Steam)およびPS5/Nintendo Switch/Xbox向けに、2025年リリース予定だ。