カルト運営アクション『Cult of the Lamb』無料大型アプデで2人協力プレイモード実装。新要素てんこ盛りな開発元の“ラブレター”アプデ


Devolver Digitalは8月13日、『Cult of the Lamb』に向けて無料大型アップデート「Unholy Alliance」を配信開始した。ローカル協力プレイモードのほか、さまざまな新要素が実装。Steamではさっそく多くのプレイヤーが集まり、賑わいを見せている。

本作は、カルト教団の運営とローグライトアクションを組み合わせた作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作にてプレイヤーは、カルト教団を設立した主人公の子羊となり、足を踏み入れる度に構造を変えるダンジョンを探索。信者をスカウトしつつ拠点に戻り、教団を拡張していく。


今回、本作に向けた無料大型アップデート「Unholy Alliance」が配信開始された。今回のアップデートの目玉となるのはローカル2人協力プレイモードの実装だ。ふたり目のプレイヤーはヤギのキャラとして、ゲームに参加することが可能となった。また本作Steam版はRemote Play Together機能にも対応しており、オンライン協力プレイも可能となっている。

さらに新要素もさまざま実装された。なかでも聖遺物は、協力プレイモード限定で獲得できる新アイテムが5種類追加。ふたりの間にビームを発生させて敵を攻撃できる聖遺物や、同時に攻撃してクリティカルダメージを与えられる聖遺物など、多彩な聖遺物が登場した。また信者とミニゲームでバトルしてレベルアップさせられる新建築「Knucklebones」ではプレイヤー同士の対戦もできるという。

このほかにも新たな聖遺物やタロット、3人の赤ちゃんを預けられる新建築物「Nursery」など多彩な新要素が用意されている。また新たに21種類もの信者の特性が追加され、既存の特性にも調整がおこなわれているそうだ。詳細は公式パッチノート(英文)を確認されたい。

 


なおアップデート「Unholy Alliance」の配信後、本作Steam版の同時接続プレイヤー数は大きな増加を見せている。ピーク時2000人~5000人程度で推移していたプレイヤー数は、アップデート配信後すぐさま1万人を突破。多種多様な新要素のほか協力プレイの実装などもあり、さっそく賑わいを見せている(SteamDB)。

2022年8月11日の発売から、2周年を迎えた『Cult of the Lamb』。公式によれば今回のアップデートは開発チームからプレイヤーコミュニティへのラブレターだそうだ。本作を支えてくれるプレイヤーたちへの恩返しとして、さまざまな要素が用意されたという。また今後も本作のサポートは続けられていくといい、「次なる展開をファンに発表するのが待ちきれない(can’t wait to share with you what is next)」とも伝えられている。本作の今後や、計画されているとみられる“新展開”にも注目していきたい。

『Cult of the Lamb』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。