「イカゲーム」×『Portal』をうたった脱出心理ホラー『CRTX』発表。不気味な落書きをヒントに謎を解き、部屋からの脱出を目指す

デベロッパーのGUM Gamesは10月31日、『CRTX』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、現在デモ版が配信されている。

デベロッパーのGUM Gamesは10月31日、『CRTX』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、現在デモ版が配信されている。

『CRTX』は奇妙な密室からの脱出を目指す心理ホラーだ。本作は2021年にNetflixにて配信された映像作品「イカゲーム」と2007年にValveから発売された3Dパズルゲーム『Portal』から着想を得たという。


ゲームが開始すると子供向けの音楽が鳴り響く、落書きだらけの黄色い部屋で目覚める場面からゲームはスタートする。その部屋は謎の存在に監視されており、機械音声で不穏なさまざまなことを告げられる。部屋内にあるオブジェクトや壁の落書きをヒントに、この空間からの脱出を目指す、という内容だ。

本作のやることはシンプルで、部屋内にあるオブジェクトを動かして、随所にある謎を解いていく形式になる。ゲームを進めていくと少々閃きが求められる場面もあり、攻略に迷った時は壁の落書きがヒントになることもある。そういった謎解きやブラックユーモアを通して、人の心理の奥深くまでを探る、重苦しいストーリーが描かれるという。


本作を開発しているGUM Gamesは8月に『No Signal Escape Room』という脱出ゲームをSteamで発売しており、本作『CRTX』はSteamで発売する二作目となるようだ。itch.io上ではその他にも多数のゲームをリリースしており、ややナンセンスでブラックユーモアにあふれた作風が特徴のスタジオとなっている。また、本作の発表と同時に、Youtube上で開発ブログなども公開されている。本作を作るに至った経緯などが語られているので、気になる人は見てみると良いだろう。

『CRTX』はPC(Steam/itch.io)で配信予定だ。発売時期は未定で、現在チュートリアルルームから脱出するまでのデモ版が配信されている。

Sen Yoshikawa
Sen Yoshikawa

シュミレーター系や作業系のゲームをしたり、絵を描いたり小説を書いたりなどしています。『トライブナイン』の辰沼龍斗がとにかく好きです

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