犯罪現場清掃ゲーム『Crime Scene Cleaner』Steamにて8月14日配信へ。死体や血が散乱する事件現場をお掃除、何事もなかったかのように整えて帰る闇の掃除人


パブリッシャーのPlayWayとデベロッパーのPresident Studioは8月3日、『Crime Scene Cleaner』を8月14日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Crime Scene Cleaner』は闇の清掃員となり犯罪現場を掃除するゲームだ。主人公は病気の一人娘をもつシングルファーザー。普段は学校の用務員として働いているが、用務員の収入だけでは娘の医療費をまかなうことができず、闇の仕事に手を染めている。プレイヤーはマフィアより依頼を受けて犯行現場に向かい、転がる死体や飛び散った血などをきれいに清掃する。


ゲームプレイは一人称視点で進行。さまざまな掃除道具を駆使して、事件の痕跡を抹消していく。死体は死体袋に詰めて自分のトラックに積みこみ、薬莢や壊れた家具など証拠になりうる品はゴミ袋に詰める。そうして回収すべきものを取り除いたら、こびりついた血を清掃していくことになる。

清掃道具としてはモップ・スポンジ・高圧洗浄機など複数の器具が用意。道具はそれぞれ用途が異なり、たとえば高圧洗浄機は広範囲を効率よく掃除できるが、家具がある場所で使用すると破損させる恐れがある。一方のスポンジはコップや絵画など繊細な家具の掃除に適しているが、壁や床など広範囲の掃除には向いていない。さまざまな道具を駆使し、ブラックライトを使って血の拭き残しを確認しながら、隅々まで汚れを落とす。

証拠を回収し血も落としたら、最後に片づけをおこなう。散乱したイスや倒れたタンスなどを元の位置に戻し、何事もなかったように整然とした状態へ直していく。また事件現場に残されているカネや宝石などは着服することが可能。集めたカネは、掃除道具のアップグレードなどに使用することができる。そうして装備を強化し、また新たな依頼に挑むことになる。


本作は今年4月に、プロローグ版にあたる『Crime Scene Cleaner: Prologue』がSteamにて公開。ユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約4050件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど人気を呼んだ。レビュー内容では、『House Flipper』や『Viscera Cleanup Detail』などのお掃除ゲームに本作のゲームプレイをなぞらえつつ、現代の犯罪現場を舞台とした設定などが好評。死体の状態や現場の状況などから、事件の背景を想像するのが面白いといった意見が見られる。プロローグ版も日本語表示に対応しているため、興味のある方はプレイしてみるのもよいだろう。

『Crime Scene Cleaner』はPC(Steam)向けに、8月14日配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。