最大4人協力犯罪シム『Crime Simulator』最新無料アプデで新マップ登場。今度の舞台はアリゾナ州の田舎町、新追加車両で盗みまくる
Ultimate Game S.A.と開発元のCookieDevは10月8日、『Crime Simulator』に向けてアップデート「Rural Arizona Map」を配信した。同アップデートでは新マップなどが追加されている。

パブリッシャーのUltimate Game S.A.と開発元のCookieDevは10月8日、最大4人協力型犯罪シム『Crime Simulator』に向けてアップデート 1.2「Rural Arizona Map」を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本アップデートではアリゾナ州の田舎町を舞台とする「Rural Arizona Map」が実装されるほか、プレイヤーが操縦可能な車両やモーションセンサーの追加など大掛かりな内容となっている。
『Crime Simulator』は、最大4人協力プレイ対応の犯罪シミュレーションゲームだ。本作の主人公は謎の後援者からの支援で刑務所から釈放された犯罪者。釈放されたプレイヤーは期限までに借金を返済するため、新たな罪に手を染めていくこととなる。ロックピック、睡眠ガスなどのツールを駆使し、邸宅などから豪華絢爛な貴重品を盗み出していくことを目的とする。

本作に登場するマップにはそれぞれユニークな目標が設定されており、マップ固有の防犯システムや戦利品が実装されている。プレイヤーは盗みを働く際にロックピックのほか、警備員やカメラを無効化させる「クロスボウ」、通気口から静かに内部を制圧する「睡眠ガス」、はたまた暴力的に問題を解決する「野球バット」などのアイテムを使用することとなる。またほかにも偵察用のドローンやNPCを拘束する結束バンド、貴重品を探すためのスキャナーなどのハイテクガジェットも随時開放されていく。
本作には15以上のスキルが実装されており、プレイヤーは「隠れ家」で体力を増やしたり、インベントリを拡張したりするためのトレーニングを行うことが可能。プレイヤーの成長次第では、遠くから脅威を発見可能な知覚を研ぎ澄ませたり、気づかれずに動いたりできるステルス移動を習得することも可能。さらに、1ゲーム中1回だけ「バウチャーマシン」から通常では利用できない強力なアビリティも習得可能。戦利品や道具を即座に修復するなどが可能になるため、ゲームプレイもスムーズになるだろう。

そんな本作は10月8日、アリゾナ州の田舎町を舞台とする新マップ「Rural Arizona Map」を実装した。本アップデートで新たに追加された田舎町の家屋には、セキュリティ対策としてモーションセンサーが設置されている。モーションセンサーは屋外に設置されているカメラと同様の挙動をするようで、プレイヤーが侵入した際の新たな障壁となることだろう。また本アップデートでは新たに操縦可能な3台の車両が実装されている。プレイヤーの移動が容易になる、頼もしいツールとなりそうだ。Update 1.2においては、ほかにもNPCに対する近接ダメージ増加やNPCがプレイヤーを追跡する距離が短くなるなど、遊びやすさが向上する調整なども加えられている。気になる人はぜひ公式パッチノート(英語)を確認されたい。
本作は今後のロードマップとして、バージョン1.3では「Jewels Update(宝石アプデ)」を予定。その後は「Hideout Update(隠れ家アプデ)」、「Cars Update(車アプデ)」などが予定されている。また新マップや強盗計画を追加するダウンロードコンテンツも実装予定とのこと。今後のアップデートにも期待できる本作のゲームプレイが今後どのように変わっていくのか、注目したい。
『Crime Simulator』は、PC(Steam)向けに配信中だ。