ポケットペアのサバイバルアクション『クラフトピア』5周年アプデで「なにもない島」の地形カスタマイズ実装、遊びが広がる。ウシバイクなどクセのある乗り物も登場

ポケットペアは9月9日、オープンワールドサバイバルアクション『クラフトピア(Craftopia)』にて「5周年記念アップデート」を実施した。

国内のゲーム開発会社ポケットペアは9月9日、『クラフトピア(Craftopia)』にてアップデートを実施した。「5周年記念アップデート」(v20250908.1752)では、なにもない島に地形をカスタマイズできる仕組みが登場。ウシバイクなどの新アイテムも追加されている。

『クラフトピア』は、狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化など多数の要素を搭載した、マルチプレイ対応のオープンワールドサバイバルアクションゲームである。本作はポケットペアが開発し、2020年10月に早期アクセス配信が開始された。2023年10月の大規模アップデートによって、マップのシームレス化など内容が大幅に刷新。従来のバグ利用した混沌とした遊びなどに加えて、巨大なオープンフィールド上での冒険や建築、敵との戦いが展開されている。

9月9日に配信された「5周年記念アップデート」では、「なにもない島」に関連した新アイテムなどが追加されている。まず「創造の祭壇」では設置して使用すると、地形アイテムを用いた地形のカスタマイズが可能となった。地形アイテムの配置によって、島の地形が弄れるようになっている。

「なにもない島」は、6月のアップデートにて登場した新ワールドだ。新規ワールドとして作成すると、周囲を海に囲まれた平坦かつなにもない島が待っている。別のワールドからのアイテムの持ち込みが前提となっており、島内には素材やアイテムはほとんど存在しない。アイテム「世界遺産」を建築すると、大量の敵が押し寄せてくる襲撃イベントが発生。持ち込んだアイテムで防衛戦を繰り広げるワールドなのだろう。

今回のアップデートでは、「創造の祭壇」の登場によって、なにもない島の地形がカスタマイズできるようになったのだ。地形アイテムは通常は所持していても設置できない。創造の祭壇を使用すると、視点が俯瞰へと切り替わり、地形アイテムの配置が可能となる。アイテムの設置以外に、回収も可能。創造の祭壇の登場によって、なにもない島での遊びが広がったわけだ。なにもない島関連では、水と肥料を与えるとアイテムが生成される「アイテムがなる木」が追加。襲撃支援キャンプおよび補給隊のチェストはどちらも設置可能な施設となっており、捕まえた敵がアイテム収集や襲撃時の支援をしてくれるそうだ。襲撃支援キャンプで一緒に戦ってくれる仲間については、モンスター合成施設でのレベルアップもできるという。

またアップデートでは牛型のバイク「ウシバイク」、5周年記念の飛行機「モノ飛行機」および地形の「5周年記念ラシュモノ山」などがは追加された。ダンジョン「おわりの遺跡」には高難易度の周回ダンジョンも登場。草の明るさ調整や、プレイヤー死亡時の墓を世界の内側に作る変更、一部ボスへの効果音追加といった改善やバグ修正も多数おこなわれている。全容については多岐に及ぶため公式のパッチノートなどを確認してほしい。

『クラフトピア』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに配信中。「5周年記念アップデート」は、少なくともPC(Steam)版にて配信中だ。またSteam版では、9月23日2時までの期間、40%オフのセールも実施中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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