人っぽい生物使役・街づくりゲーム『Craftlings』、Steam向けに正式発表。街を築かせたり戦わせたり、冒険させてさらなる街作りも

Raw Furyは12月6日、ARIANO Gamesが手がける『Craftlings』を正式発表し、2025年発売予定であると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、製品版は日本語対応予定。

パブリッシャーのRaw Furyは12月6日、ARIANO Gamesが手がける『Craftlings』を正式発表し、2025年発売予定であると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによれば本作は日本語に対応する。

『Craftlings』は、2Dで繰り広げられる、リソース管理ストラテジーゲームだ。プレイヤーはファンタジーの世界を舞台として、craftlingなる人型の生物を働かせつつ群れを世話する。craftlingの繁栄をお手伝いすることとなるのだ。

プレイヤーはcraftlingに道具を持たせたり、建物を建設するよう指示したりすることが可能。craftlingは絶え間なく動いており、目的の場所にたどり着いたcraftlingは順次作業を開始する。そうして収集した資源で各施設を増やし、craftlingの住処を増やしていくのだ。橋を作って別の大地へcraftlingを向かわせたり、新たな拠点を増やしたりすることも可能だ。

しかし本作にはそうした牧歌的な一面のほかにも、戦闘要素が存在。craftlingの集落をどんどんアップグレードしていくと、コロシアムを建設可能。武装させたcraftlingを訓練させることができるようだ。またcraftlingの住む世界にはモンスターなどが存在しているようで、敵にはスケルトンや巨大なタコ、さらにはドラゴンなども登場するという。鍛えられたcraftlingでそうした脅威に立ち向かうことにもなるだろう。

本作を手がけるARIANO Gamesはドイツを拠点とするインディースタジオ。本作は同スタジオのデビュー作で、もともと「The Settlings」なるタイトルでの発表が以前よりおこなわれていた。しかし今回の発表にあわせ『Craftlings』と改題。あわせてRaw Furyからのパブリッシングが決定したかたちだ。

本作は公式説明にて1990年代のゲームとともに育った人々が懐かしさを感じるようなものになると謳われている。確かにドット絵によるグラフィックや、NPCを使役するというゲームプレイは1991年に発売された『レミングス』を思わせる面もある。そうしたストラテジーゲームにインスパイアされたゲームとなるのだろう。

『Craftlings』はPC(Steam)向けに2025年リリース予定だ。ストアページでは、デモ版がダウンロード可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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