洞窟サンドボックス『コアキーパー(Core Keeper)』正式リリース大型アプデで、早くもプレイヤー爆増。PvP機能実装、ワールド生成システム刷新など新要素どっさり


パブリッシャーのFireshine Gamesは8月27日、Pugstormが開発を手がける『Core Keeper(コアキーパー)』をPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに正式リリースした。なお、PS4/Xbox One/Nintendo Switch版は9月17日の発売を予定している。本作は日本語に対応している。

『Core Keeper』は、資源豊かな地底世界を自由に冒険するサンドボックス・サバイバルゲームだ。シングルプレイのほか、最大8人のマルチプレイに対応。プレイヤーは地下の洞窟に落ちた探索者となって、コアと呼ばれる不思議な古代遺跡を中心に、どこまでも広がるマップを思うがままに探検していくことになる。


クラフトした道具を用いて地下世界を掘り進め、埋蔵された資源や宝石を入手。採掘した鉱物を使って武器や防具を整えながら、それぞれのバイオームに生息するモンスターや強大なボスに挑んでいく。そのほか、菜園で作物を育てたり、魚を釣ったり、ペットのお世話をしたりと盛りだくさんな内容のゲームとなっている。


本作は2022年3月よりPC(Steam)向けに早期アクセスの配信を開始。その後はプレイヤーを増やしつつアップデートを重ね、さまざまなコンテンツが実装されてきた。数々のアップデートによりコンテンツの改善と拡充が続けられてきたこともあり、本作は長きにわたって人気を集めてきた作品だ。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューには2万6000件以上のレビューが寄せられ、そのうちの91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。累計販売数は昨年末に200万ダウンロードを突破している。

そんな本作が8月27日に正式リリースされ、さっそく賑わいを見せている。製品版配信開始後、Steamにおける同時接続プレイヤー数はピーク時で約3万4000人を記録(SteamDB)。早期アクセス配信開始直後の記録に迫る勢いだ。


今回配信された製品版1.0では、多数のコンテンツが追加されている。たとえば、本作のワールド生成のシステムが刷新され、これによりプレイヤー自身が洞窟の数や鉱石の密度、モンスターの出現状況などを調整することが可能となった。自分の好みに合った、より探検しがいのあるワールドで生活できそうだ。


戦闘システムにおいては、新たなジョブ「魔法使い」と「召喚士」が実装。あわせて装備品やアイテムの種類がさらに増え、それぞれのステータスはバランスがよくなるよう調整された。また、新たにPvP機能も追加され、マルチプレイの楽しみも増えているだろう。それ以外にも新たなボスや洞窟内に出現する生物の種類などが追加されており、本作の内容はますます充実したものとなっている。

さらに、正式リリース後も本作の開発は続けられていくようだ。目下のところ、ペイント可能なオブジェクトの追加を含むさらなるアップデートを検討中とのこと。地下世界をより楽しむことができる追加コンテンツの実装を計画しているそうで、詳細は近日公表予定。本作のさらなる発展と盛り上がりが期待される。

『Core Keeper』の製品版1.0は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに現在発売中。Steamでは9月6日まで、20%オフの1840円で購入することができる。なお、PS4/Xbox One/Nintendo Switch版は9月17日発売予定。