協力泡シューター『ポッピュコム』すぐさま同接「2万人超」で人気炸裂。『アークナイツ』開発元が放つ、ハジける連携色あわせアクション

HypergryphのパブリッシングブランドGRYPHLINEは6月2日、『ポッピュコム(POPUCOM)』を発売した。色をテーマとする、協力型アクションシューティングゲームだ。

HypergryphのパブリッシングブランドGRYPHLINEは6月2日、『ポッピュコム(POPUCOM』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。さっそく多数のプレイヤーが集い、大きな賑わいを見せている。

本作は、協力型アクションシューティングゲームだ。舞台となるのは、邪悪な独占企業により大規模な環境汚染が発生した世界。汚染によって生まれた「ポム」というスライム状の異生物の侵攻で、星は疲弊していた。プレイヤーたちは謎のロボットによって召喚された冒険家となって、世界を救うための旅に出る。なお本作には2人プレイのストーリーモードと、3~4人プレイのパーティーモードの2種類のモードが収録されている。


『ポッピュコム』では行く手を阻む敵やギミックを「色の変化」によって乗り越えるゲームプレイが特徴になる。本作ではキャラの装備の色を変えることが可能。障害物と色を揃えて潜り抜けたり、キャラと同じ色のポムを発射する武器「レインボーポッパー」を駆使したりして、攻略を進めるのだ。ポムには3つ揃うと消滅する性質があるため、戦闘時にも色の変化を駆使することになる。色を分担して協力すれば、スムーズな攻略が可能となっている。

さらに冒険の途中ではばくれつ丸、くうにゃん隊長、バリアロボ、カイリキボーといった個性豊かな仲間が登場。たとえばバリアロボは目の前に大きなシールドを出してくれたり、くうちゃん隊長はドローンを遠隔操作して物を持ち運んでくれたりといった具合に、プレイヤーを手助けしてくれる。

なお本作では道中にあるプリズムを拾い集めて装飾アイテムと交換可能であり、着せ替え要素も存在。そのほかゲームセンターでは仲間と共にミニゲームを楽しむことも可能で、息抜きをしながら遊べるところも持ち味だろう。


本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)にて6月2日に発売され、Steamではすぐさま同時接続プレイヤー数が約2万1000人に到達する大盛況を見せた(SteamDB)。またSteamユーザーレビューには本稿執筆時点で約600件が寄せられ、87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

本作の特徴は先述した「色の変化」を軸とするゲームプレイだ。色の分担を巡って自然とプレイヤー間で協力しあい、賑やかなコミュニケーションが生まれるシステムになっている。またステージは遊びやすさを重視して作られていることがうかがえ、幅広いプレイヤーが楽しめるデザインだ。とはいえボス戦では苛烈な攻撃が押し寄せる、歯応えのある戦いが繰り広げられる。カラフルで派手な演出も賑やかさをいっそう高めており、そうした持ち味がユーザーからもさっそく評価を受けている。

そんな本作を手がけるHypergryphは、基本プレイ無料タワーディフェンスゲーム『アークナイツ』の開発元として知られている。『ポッピュコム』は作風もジャンルも大きく異なる新たな挑戦作となっていたが、各種要素の上質さから多数のプレイヤーや好評を集めており、絶好調の初動といえそうだ。今後の盛り上がりも注目される。


ポッピュコム(POPUCOM)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中。6月16日まで10%オフとなる2160円でセール中だ。なお本作には公式Discordサーバーが用意されており、一緒に遊ぶプレイヤーを探す際に活用してみるのもいいだろう。サーバー内参加者限定の無料報酬として装飾アイテム「そよかぜウェア」「ウーパシューズ」が配布されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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