大ヒット中・協力プレイ対応山登り『PEAK』、最新アプデで日本語対応。“チェーンランチャー高所撃ち”規制など調整・不具合修正と共に

LandfallとAggro Crabは7月11日、『PEAK』に向け、日本語などに対応するアップデートを配信。ゲーム内容のバランス調整などもおこなわれている。

デベロッパーのLandfallとAggro Crabは7月11日、『PEAK』に向けてv1.7となるアップデートを配信。同アップデートでは、12か国語に対応。日本語にも対応することとなった。

『PEAK』は山登りアクションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ソロプレイおよびフレンドを招待しての最大4人協力プレイに対応している。プレイヤーは無人島の中心にそびえる山の頂上を目指して、クライミングをおこなうことになる。

クライミングは、スタミナが切れる前に次の足場を目指すかたちで進行。その中でうっかり滑落してしまうと負傷したり、また時間の経過で空腹になってしまったりする。そうするとスタミナの最大値が減少していく。登頂には慎重さと大胆さが求められるわけだ。

またマルチプレイでは、直接引っ張り上げるような手助けのほか、ロープ、スパイクを使った“ルートづくり”も可能。アイテムの重量でもスタミナの消費度合いが変化するので、誰がどのアイテムを持つかといった戦略立案や、引き上げなどの連携も必要になるだろう。

本作は6月17日にリリースされた。その後すぐさま人気を獲得し、本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにて約4万件中93%の好評率となる「非常に好評」ステータスを獲得。SteamDBのデータでも、ピーク時で同時接続プレイヤー数が11万人超えを記録したほか、現在でも連日ピーク時には10万人近くプレイヤーが集っている人気作だ。

そんな本作に向けたアップデートでは、日本語を含む12か国語に新たに対応した。以前よりローカライズがおこなわれること自体は発表されていたが、今回アップデートともに実装されたかたちだ。本作では難解な物語が展開されるといったことはないものの、ゲーム内では、遊び方のガイドやコツなどが記されたハンドブックなどが登場。そうした各種テキストが読みやすくなることで、より遊びやすくなるだろう。

今回のアップデートでは日本語の対応によって遊びやすくなっただけでなく、「チェーンランチャー」が一定の仰角/伏角を超えて射出ができなくなる、バックパックが操作不能になる問題の修正などがおこなわれている。詳細についてはパッチノート(英語)を参照されたい。

なお本作については修正やシステム面の調整のほか、今後もさまざまなコンテンツの追加が予定されていることがかねてより告知されている。このコンテンツ追加については、あくまで最優先である問題の修正、安定性の向上を図ったうえでの対応とのことで、すぐの実施はできない、と伝えられていた(関連記事)。とはいえ複数回のアップデートで着実に調整なども重ねられており、新コンテンツなどもそのうち追加されていくのかもしれない。本作の動向には注目されるところだ。

『PEAK』は、PC(Steam)向けに配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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