最大4人協力逃亡ホラー『Jester: A Foolish Ritual』国内向けに発表。“どんどん賢くなっていく”狡猾ピエロが迫る、命がけ脱出サバイバル
Nextingは7月3日、『Jester: A Foolish Ritual』を日本国内向けにリリースすると発表した。古城を舞台に道化師から逃げ惑う、最大4人協力プレイ対応のサバイバルホラーゲームだ。

パブリッシャーのNextingは7月3日、『Jester: A Foolish Ritual』を日本国内向けにリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に発売予定。日本語表示にも対応する見込み。
『Jester: A Foolish Ritual』は最大4人協力プレイ対応のサバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは「Jester(ジェスター)」と呼ばれる怪物が巣食う、呪われた古城。プレイヤーは城のどこかに隠されたルーンを探し出して聖なる儀式をおこない、城から生きて脱出することを目指す。

ゲームプレイではジェスターから逃げつつ、城内の探索を進めていくことになるようだ。城のオブジェクトはプレイごとに変化し、ジェスターが仕掛けたトラップも存在。ビックリ箱に触れると大きな音が出てジェスターに居場所がバレるなど、道化師らしいトラップが用意されるようだ。プレイヤーはパズルを解きつつ、複数存在するルーンをすべて集めて儀式を完遂すればゲームクリアとなる模様。
ただしジェスターは儀式が進むにつれて、より賢く進化していくという。また近距離ボイスチャットや、ジェスターが近づくと心音が鳴るなど、没入感のある音響が緊張感を煽るとのこと。そんな本作は難易度設定を選択可能。求める挑戦のレベルに応じて、複数のゲームモードを選べるそうだ。比較的やさしい道化師や容赦ない怪物など、自分に合った難度でプレイが楽しめるだろう。

本作を手がけるFire Foot Studiosはベルギーに拠点を置くゲームスタジオだ。まだ設立されたばかりのスタジオとのことで、7月21日に同スタジオ初の作品『Kick’n Hell』がリリース予定となっている。そんな新興スタジオFire Foot Studiosの次回作が、Nextingより日本向けにリリースされることが発表されたかたちだ。
また今回の発表にあわせて、開発元は日本向けにメッセージを伝えている。それによると、本作『Jester: A Foolish Ritual』はただ怖いだけのゲームではなく、仲間との連携と達成感をテーマにしているそうだ。緊張感のなかに喜びも感じられるようなゲームバランスを意識し、開発を進めているとのこと。日本のプレイヤーはこうした繊細な緊張感や、戦略的な協力プレイを好む傾向にあると感じているという。ぜひ日本のプレイヤーにも、道化師の城に挑んでみてほしいとのことである。
『Jester: A Foolish Ritual』はPC(Steam)向けに、2025年内に配信予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。