人気協力ホラー『R.E.P.O.』大型アプデついに配信開始。新たな敵「10種類」追加や死んでも遊べる新アプグレなど実装、てんこ盛り百鬼夜行アプデ
semiworkは10月30日、協力型ホラーゲーム『R.E.P.O.』に向けて大型アップデートv0.3.0「The Monster Update」を配信開始した。

デベロッパーのsemiworkは10月30日、協力型ホラーゲーム『R.E.P.O.』に向けて「The Monster Update」と題したv0.3.0を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本アップデートでは新たに10種類の敵が追加されたほか、死亡後も移動や会話ができる要素や新プレイヤーアップグレードの実装。既存のステージに54種類の貴重品が追加されたり、新たな部屋が実装されたりなど、かねてから予告されていたとおり、かなり大がかりなアップデートとなっている。
『R.E.P.O.』は「物理演算ベース」の協力プレイ対応ホラーゲームだ。本作では重さや当たり判定など、ゲーム内のオブジェクトがすべて物理法則に従って動く。プレイヤーの目的は、廃墟から貴重品をなるべく多く持ち帰ること。ステージに点在する貴重品にはそれぞれ価値がついており、落としたりぶつけたりすると、その数値がどんどん減ってしまう。プレイヤーは廃墟に蔓延るモンスターたちから逃げるか相対しながら、貴重品を集めて慎重に運ばなければならない。

このたびSteamにて実装されたv0.3.0では、新たに10種類の敵が実装された。敵の特性や個体名など、詳しい内容については公式パッチノートには記載されていない。開発元のsemiworkは以前のデベロッパーアップデートにて「プレイヤーたちの心の準備ができていない状態で、新たなモンスターたちと遭遇するという恐怖体験を楽しんでほしい」とコメントしていたこともあり、プレイヤー自身でモンスターたちの詳しい内容を手探りで調べていくことになりそうだ。
なお筆者も本稿執筆にあたり実際にプレイしてみたところ、以前にはなかったような奇々怪々としたギミックの数々や以前のデベロッパーブログにてチラ見せされた不気味な笑みを浮かべるモンスターなどを確認することができた。それぞれこれまでとは一味違ったモンスターとなっているため、気になる人は実際にプレイし体感してみてほしい。

本アップデートにおいては、ほかにも以前発表されていた「死亡時にプレイヤーが会話や移動などができる」要素が実装された。プレイヤーが死亡後に動き回るには「Death Head Battery」というスタミナに近しいメーターを消費する必要がある。プレイヤーアップグレードにおいては、以前にも発表された壁のぼりを可能とする「Tumble Climb」そして前述の「Death Head Battery」のアップグレード要素が追加されている。
なお本アップデートでは、マップ全体にも大きな修正が加えられている。まず以前のバージョンにおいてステージの縛りを受けずに出現していた花瓶やモンスターボックスなどの貴重品が、ステージ固有のアイテムとして出現するようになった。これに伴い、新たに54種類の貴重品が追加され、ステージごとに特徴ある貴重品の数々を回収することが可能となっている。また一部のステージでは新たな部屋が実装され、壁や棚などのテクスチャが大きく向上し、リアリティが増している。
また敵モンスターであるShadow Childの攻撃力が増加したり、Phase Bridgeが空中で固定されたり、ドローンの一部のバッテリー消費が減少するなど。細かなバランス調整にも余念のないアップデートとなっている。全文が気になる人は、ぜひ公式パッチノート(英語)を閲覧されたい。
『R.E.P.O.』は、PC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中だ。ハロウィンを前に現れた百鬼夜行モンスターたちを自らの目で確かめてみてほしい。
【UPDATE 2025/10/31 10:30】
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