オープンワールド・カエル登山アクション『Valley Peaks』7月25日配信へ。両腕と“舌”で岩壁にとりつき山々を制覇し、カエルたちの住む秘境を気ままに探索


パブリッシャーのThose Awesome Guysは7月10日、『Valley Peaks』を7月24日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/海外向けNintendo Switch。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で7月25日になるようだ。

『Valley Peaks』は一人称視点でプレイする山登りアクションゲームだ。本作の舞台となる世界では、しゃべるカエルたちが平和に暮らしている。そんな世界の山奥の秘境「Valley Peaks」は電波が届かず、カエルたちは不便な思いをしていた。プレイヤーはとある企業からの依頼を受け、Valley Peaksの山々を登って頂上に無線機を設置。秘境を世間とつなげていくことになる。


ゲームプレイでは、ミニチュアサイズのオープンワールドを自由に探索し、山登りをしていくことになるという。山には岩などの突起物、いわゆるホールドが設置されており、プレイヤーは腕を伸ばしてつかむことが可能。両腕は別々に操作できるため、片手でつかまりながらもう片方の手で次のホールドをつかみ、壁を登っていく。

とっかかりとなる岩は上に乗れるほど大きく頑丈なものや、長時間つかんでいると落ちてしまうものなど、異なる種類のものが存在。また振り子のような仕掛けや、トゲトゲといった障害物も登場するそうで、それぞれの山がパズルのようになっているという。さらに同じ山にも複数の登頂ルートが用意されており、違うルートで登ることでスタンプがもらえるといった要素も存在。易しめのルートで登るか、あえて難しいルートに挑むかはプレイヤー次第となるようだ。

また本作には複数のガジェットが登場。グライダーを使って山の頂上から滑空したり、舌を伸ばして遠くのホールドにつかまったりできるという。ゲームの進行に合わせて、行動できる範囲が広がっていくのだろう。またボートレースやカボチャ狩りなど、リラックスできるミニゲームも用意されるとのこと。自由にカエルの村を探索し、気の向くまま山登りに挑める作品となるようである。


本作を手がけるTub Clubはスコットランド・グラスゴーに拠点を置くデベロッパーだ。 Thomas Crowe氏とJack Chateau-Loney氏の2名でゲーム開発をおこなっているという。ユニークで魅力的なゲームの制作を志しているそうで、本作が同スタジオのデビュー作となるという。またSteamストアページの説明によると、両氏はカエルについて熱烈な感情を抱いているそうで、プレイヤーが本作に“飛び込んで”、カエルらしく暮らしてくれることを楽しみにしているという。

『Valley Peaks』はPC(Steam)/海外向けNintendo Switch向けに、7月25日配信予定だ。