「ただ眺めるため」の街づくりゲーム『Gourdlets』Steamにてかなり好評スタート。制限なく自由に街をつくり“暮らし”を眺めるのんびりゲーム、デスクトップ下部分で放置もできる
パブリッシャーのFuture Friends GamesとデベロッパーのAuntyGamesは8月16日、『Gourdlets』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそく高い評価を得る、好調な滑り出しを見せている。
『Gourdlets』は街づくりサンドボックスゲームだ。本作の舞台となる世界には水面が広がっており、一本の線路が走っている。プレイヤーは水上に島を築いて自由にデザインし、ゴードレットと呼ばれる住民たちが暮らす姿を見て楽しむ。
本作にはいわゆる通貨や建設コストといったものは存在せず、特別な目的なども存在しない。プレイヤーは思いのままに建築をおこない、島をデザインしていくことになる。島には昼夜のサイクルも存在し、天気をカスタマイズすることもできる。また飾り付けは屋外だけでなく、室内を飾ることも可能。カフェや灯台、観覧車やたき火などアイテムを自由に配置し、自分だけの島を作り上げていく。
島の住民であるゴードレットたちは気ままに暮らしており、プレイヤーが配置したアイテムを使ったりして生活をおこなう。ゴードレットが満足すると頭の上の花が咲き、花をいくつか集めると新たな家具が電車で届けられる。ゴードレットは何を作っても喜ぶので特に気をつかう必要はなく、気ままにプレイしているうちにアンロックが進んでいく形式となっている。
また本作はフルスクリーンでプレイするほか、PC画面の下部分に表示する「放置モード」で遊ぶことが可能。ほかの作業をしながらゴードレットたちの生活をながめたり、島のデザインを変えたりといったかたちで遊ぶことができるようになっている。
本作は8月16日にSteamにて配信された。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約370件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー内容では、かわいらしいアートスタイルやゴードレットの挙動などが好評だ。家具の種類などはそれほど多くないものの、自分の作った島でゴードレットたちが暮らす姿をながめるのが楽しいといったレビューが複数見受けられる。のんびり自分のペースで遊べるゲームとして評価されているようだ。また販売価格がお手ごろなところも魅力とするユーザーの声も見られる。
『Gourdlets』はPC(Steam)向けに配信中だ。価格は税込580円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、8月30日まで20%オフとなる税込464円で購入可能だ。