豪華派手3Dチェス『Chess Infinity』Steam向けに発表。プレイヤーと共に成長するAIとの対局で腕を磨き、オンライン対戦にいどむ

パブリッシャーのRipstone LtdとデベロッパーのRockwater Gamesは11月29日、マルチ対応チェスゲーム『Chess Infinity』を発表した。

パブリッシャーのRipstone LtdとデベロッパーのRockwater Gamesは11月29日、マルチ対応チェスゲーム『Chess Infinity』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、12月11日の発売を予定している。

『Chess Infinity』は、マルチプレイ対応のオンラインチェスゲームだ。本作では初心者にもオススメのガイド付きソロプレイモードやリプレイ機能、上級者にも対応したAIメンター機能を実装。始めたばかりの初心者から、熟練の上級者(マスター)まで、幅広いプレイヤーが楽しめるようなゲームモードが実装されているという。

『Chess Infinity』において、プレイヤーはコンピュータを相手にしたソロモードや世界中のプレイヤーと対戦が可能なマルチモードを選択することができる。ソロモードにおいてはリアルタイムで対戦相手の脆弱性などを確認し、そこから学んだり、フィードバックを受けたりすることが出来るガイド機能が実装されているとのこと。ほかにも90種類の詰めチェスやフリープレイモードも存在するため、ひとりでゆっくりと戦略を練ることができるようだ。

設定項目も充実しており、リプレイ機能においては、プレイヤーの手順を一手ずつ分析。プレイヤーの間違いや「最善手であったか」などを分析することが可能。対戦時間も調整が可能で、ブリッツ形式の素早いゲームや、制限時間なしのマッタリとしたゲームも可能となるようだ。

さらに本作にはソロプレイの対戦相手として、学習機能をもつAI相手「Aion」が実装されている。AionはAI技術でプレイヤーのレベルと合わせて強さが変化し、つねにプレイヤーと同じレベルの競技性を保つようだ。初心者から上級者まで、幅広いプレイヤー層に対応しているため、プレイヤーと共に成長していく相棒となることだろう。

『Chess Infinity』はマルチプレイにも対応しており、世界中のプレイヤーと対戦が可能となっている。対戦時にはプレイヤーのレート帯を分析し、同じレート帯の相手との対戦が可能となるようだ。また、Steamストアページの説明によると、「クロスプラットフォームにも対応」とあることから、今後本作は複数のプラットフォームに向けて展開されていくのかもしれない。

本作は日本、ギリシャなど9カ所の国々をモチーフとした、計19個のマップが実装されている。暖かい夕暮れの陽射しや、肌寒い雪積もる野外など、いろんな場所でチェスに興じることができるわけだ。Steamストアページの紹介トレイラーでは本作の美麗なビジュアルを垣間見ることができ、駒を取った際のエフェクトも充実しているようだ。また特定の実績やレベルをアンロックすることで、報酬も存在。象牙で出来た手駒から重厚な金属製の手駒まで、自分好みなチェス盤でのプレイが可能となっている。

Chess Infinity』はPC(Steam)向けに、12月11日発売予定。対戦AI相手に腕を磨き、世界中のチェスプレイヤーと戦ってみたいひとは、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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