荒廃チェルノブイリオープンワールドRPG『Chernobylite 2: Exclusion Zone』3月6日Steam早期アクセス配信へ。オンライン協力対応、拠点を築き“瞬時ビルド切り替え”で戦う
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デベロッパーのThe Farm 51は2月6日、『Chernobylite 2: Exclusion Zone』(以下、Chernobylite 2)を3月6日に早期アクセスとして配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なおコンソール向けにも発売予定とされている。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応する見込みだ。
本作は、SFサバイバルホラーRPG『Chernobylite』の続編だ。舞台となるのはオープンワールドとして構築されたチェルノブイリ(チョルノービリ)立入禁止区域。プレイヤーは希少な高エネルギー物質「チェルノブライト」を求めるplanewalkerとしてチェルノブイリを探索する。生存者を仲間にしつつ、敵の襲撃などから生き延びることになる。なお本作はシングルプレイキャンペーンを軸にしつつ、オンライン協力ミッションも用意されているという。
本作では属性や技を選んでプレイヤーキャラを成長させることができる。近接攻撃特化、あるいはスナイパーといった風に方向性を選択できるようだ。また本作ではチェルノブイリ立入禁止区域に存在する派閥と交流が可能。プレイヤーが各派閥と交渉することができる。プレイヤーキャラの成長にあたっては、人々を威圧したり、正論を好んだりと、会話に関わる性格を選べることも示唆されており、交流の際に影響を及ぼすのだろう。
そのほか「Planewalking」というシステムで、キャラのビルドを瞬時に切り替えることができるという。状況にあわせたビルド切り替えも、ゲーム内では重要になるだろう。さらに本作では仲間を集め拠点を構築することが可能。仲間には装備の作成や武器のアップグレードなどの任務を割り当てられるとのこと。
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本作は2024年8月に発表された。そして今年1月15日にはKickstarterにてクラウドファンディングがスタート。クラウドファンディングの目的としては、一人称視点の実装にあるそうだ。前作ではゲームプレイが一人称視点で進行していたが、当初本作では三人称視点に変わることが発表。臨場感のある一人称視点での戦闘を好んでいたファンは多かったようで、フィードバックでは前作ファンから、「一人称視点と切り替えられるようにしてほしい」という声も相次いでいたそうだ。
そうした前作ファンからの支援も寄せられたと見え、プロジェクトのローンチから4日後となる1月19日には、目標額である9万5000ユーロ(約1500万円)の調達に成功した。なお2月6日の発表時点では、目標額の170%にまで到達したとのこと。既定の資金額の達成によるストレッチゴールもまだ残っているため、2月14日までにどこまで数字が伸びるかという点も動向を見守りたいところだ。
ちなみに本作の最新情報については、The Farm 51の各種ソーシャルメディアや、『Chernobylite』シリーズ公式Discordサーバーなどで引き続き発信されるとのことだ。気になる人は、サーバーに参加したり、フォローしたりなどしてみてもいいだろう。
『Chernobylite 2: Exclusion Zone』はPC(Steam)/コンソール向けに2025年発売予定。Steam向けには3月6日早期アクセス配信予定となっている。