協力2人プレイ対応・緊迫スナイパーシム『Center Mass: Streets of Ramadi』Steam向けに発表。「本職」監修、狙撃手と観測手の協力プレイも可能な本格スナイパー体験
デベロッパーのMaximum Entertainmentは12月20日、『Center Mass: Streets of Ramadi』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお本稿執筆時点ではリリース日は未定となっている。
『Center Mass: Streets of Ramadi』は狙撃手となって任務をこなす、スナイパーシミュレーションゲームだ。本作ではプレイヤーはアメリカ海軍の特殊部隊であるSEALs(United States Navy SEALs)の隊員となって、狙撃手としての任務を遂行する。なお舞台はイラクのアンバール県ラマーディーとなっており、都市部や農場のロケーションが再現されているのだという。
本作のゲームプレイにおいては、スコープの手動調整やボルトの操作が可能。加えて天候や風の影響、距離、弾薬の種類に応じて弾道が変化。リアリティあふれる狙撃が体験できるとしている。また「スナイパースクール」として、各種要素がどのように影響するかをトレーニングすることもできるそうだ。
そしてミッションの種類もさまざまなものが用意されている。特殊偵察、エリア監視、ターゲットの無力化といった任務に就くことになるようだ。各ミッションは何度でも挑戦可能。加えてミッションの中では伏兵(ambush)やIED(即席爆発装置)への対応も突然求められることもあるそうだ。一瞬たりとも気の抜けない、緊張感のあるミッションが繰り広げられることになるだろう。
なお本作では協力プレイが可能。狙撃を担当するスナイパーに対し、周囲の状況を伝えたり、射撃結果の観測や偵察、さらには不意の近接戦でスナイパーの護衛をおこなったりするスポッターとして、二人一組のペアで行動することができる。ひとりでの狙撃だけでなく、スナイパーとスポッターとの共同作業によって、任務に対するリアリティはより高まるといえるだろう。
そうして任務を達成していくと、新たな武器やアタッチメントなどの装備が開放されていくとのこと。多様な装備を駆使して、効率的な任務遂行を目指すことになるようだ。
本作を手がけるMaximum Entertainmentは、スウェーデン・ストックホルムに拠点を置くゲーム開発会社。パブリッシングも手がけており、『Until Then』『Squirrel with a Gun』『Overthrown』などの販売を担当している。
ちなみに本作については、元SEALs隊員で、主任狙撃兵インストラクターを務めた経験を持つBrandon Webb氏の協力のもと制作されたとのこと。本職の監修によって制作されているスナイパーシムということで、より現実感のあるゲームプレイが展開されそうだ。
『Center Mass: Streets of Ramadi』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。